2021 夏の長旅 #2 フェリーで北海道小樽へ
2021年7月24日 23時50分ごろ。
北海道の小樽に向かって、舞鶴港を出港。真夜中の舞鶴湾を眺めて、お部屋へ。
20時間を超える長い船旅が始まりました。
今回、お世話になったのは「新日本海フェリー」さん
今回、新日本海フェリーで利用した部屋は
「ツーリストA」 (写真なくてすみません。。)
一つの部屋に二段ベッドが4~5つある相部屋制。ゲストハウスのドミトリーで寝るような感じでした。
でも、二段ベッドとはいえども、上段と下段の入口が互い違いのため、プライベートな空間は、きっちり確保されていました。
ツーリストA。当時の運賃は、12200円でした!
翌日、2021年7月25日
目が覚めたのは、朝5時ごろ。それからは、なかなか眠れませんでした。
なので、展望デッキへ向かうと…
この時は、石川県の能登半島の遥か沖を航行していました。
お天気も良く、日の出を見ることが出来て、
とても気持ちのいいスタートとなりました。
小樽に着くまでは、あと15時間。
日中、ずっと船の中にいることは初めての経験でした。
その間は、朝食、昼食、たまにデッキから海を眺めたり…あとはコインランドリーを利用して洗濯もしました。
しかし、遥か沖の海上を航行しているため、スマホの電波が入らなかったことが辛かったです。
なので、相当ひまな時は、ウォークマンで音楽を聴きながら、部屋でゆっくりと寝ていました。
あと、この日は夏の高気圧に覆われていたこともあり、波も穏やかで快適に過ごせました。
15時30分ごろ。ついに……
ずっと海だけだった景色から、ひとつの大きな島が見えてきました。
その島は北海道の奥尻島。
ついに、北の大地に近づいてきたのでした。
しかし、小樽までは、あと5時間ほど……
夕暮れ時
夕暮れに近づくにつれ、展望デッキには数人が集まりだし、北海道の積丹半島の神威岬が見えるようになりました。
一方、テレビがあるロビーにも数人集まっていました。
テレビのモニターには、東京2020オリンピックの柔道の試合が映し出されていました。
「オリンピックなんか見るもんか」
私は当初、そう思っていました。しかし、つい見てしまうとクギヅケになってしまいました。それに、金メダルをとれるかもしれないという大事な場面だったので…
そして、運命の瞬間。
見事、金メダルを獲得!!
その選手は阿部一二三さん。妹の詩さんと同時に、きょうだいでの金メダルを獲得した瞬間でした。
その時のロビーの様子は、本来なら声を大きくして盛り上がりたいところだったが、
やはり、このご時世ということもあり、みんなそれぞれ距離をとって、マスクをして、声は小さめにして拍手をしていました。
素晴らしいシーンを見た直後
雲に隠れながら、日が沈みました。
そして、小樽に到着
20時を過ぎた頃
小樽の街が見えてきました。
そして、
無事に小樽港に入港。北の大地、北海道に上陸しました!!
それからタクシーを利用して、小樽のお宿に到着。
小樽運河より歩いて5分ほどの街なかにあるゲストハウス 「OTARU TAP ROOM」さん。
クラフトビールが味わえるバー併設のお宿ですが、
宿泊者には、
こんな広々とした共有スペースもありました。
この日より3泊、このお宿を拠点に小樽などを巡りました。
次回へ続く。
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