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追うものは強い

先日、神奈川県の新人大会に後輩たちが出場しました。
全国大会出場の切符をかけて、3分50秒以内のダンス作品で勝負します。

ダンス大会は各校が創ってきた作品を披露し、プロによって点数がつけられ、順位が決まります。
他のスポーツと違って、制作期間があるのが少し特殊かな?
(ダンスバトルとかは違うかもだけど、、)

制作期間って色々あるんです。

私たちの代と同じように、
もしかしたらもっと過酷だったかもしれない、、

後輩たちも頑張っていました。


またそこに立ちたいと思う

私の話を少し✍

どの大会が終わった時も共通して思っていたことがあります。

またあの舞台に立ちたい

これです!

なんでかって、私たちの代はずっとずっと惜しかったんです。

全国大会出場の切符が得られるのは、県大会3位以内の上位校のみ。

高校1年生最初の大会は4位、その後も4位
2年生になって最初の大会は5位

心の底から悔しかったことを覚えています。

次の大会で3位以内を取れなかったら、来年の全国大会に出られないというプレッシャーの中挑んだ2年生の新人大会、

ついに2位を勝ち取りました!!💫

1年生の頃から夢見ていた全国大会への切符を自分たちで掴み取ったという嬉しさ

3位ではなく、2位に入賞できたという驚き

同期と泣き叫んで喜んだことを覚えています。

悔しい思いをした時も、やりきったと喜べた時も、どんな時でも、その思いを次に繋げたいと思っていたのかな思います。

それは3年生の全国大会を経て引退した時も同じでした。

だから、大学でもダンスを続けようと思ったし、そのチャンスのある大学に進学しようと決めたんです。

合格までの道のりは険しかったけど、今は本当に幸せ!!


追うものは強い

私たちが悔しい思いをしている時も、2位を取った時も、ずっと優勝し続けていた高校がありました。

ライバル視しながらも憧れていて、、
正直あの高校のレベルには追いつけないと思っていました。

その高校と合同練習をする機会があり、相手校の顧問の先生とお話をしました。
その時の言葉を、私はよくよく覚えています。

「みんなは私たちのことを凄いと思ってくれてると思う。だけど、私はみんなの方が凄いと思う。目標にするものがあって、それを追いかけるエネルギーはすごく大きい。だから、追うものは強いんだよ。私たちもみんなに追いつかれないように、負けてられないと思って日々実験を繰り返しています。お互い頑張りましょう!」

言い方は多分違うけどニュアンス、、
こんな感じでした。

追うものは強い

この言葉が私にはすごく響いたんです。

それは、その高校は私たちにとって追いつけない存在だと、私の中で勝手に思っていたからです。

追いつけないんじゃなくて、追って追って、追い抜かすんだ!

今の私たちにはそのエネルギーがあるんだ!

そう思わせてくれました。


君たちは追うもの、強いもの

今回の新人大会の結果を現役たちはどのように感じているんだろう

やりきった!という思いもあれば、
悔しい気持ちもあって、、

それでも次に繋げるぞ!という前向きな心もあるかもしれない。

はたまた、複雑な心境でよく分からないかもしれない。

でも、それら全ては舞台に立ったからこそ感じられたこと!
大切に噛み締めて欲しいです。

今どんな気持ちであろうと、後輩たちみんなに共通して言えることは、

自分自身と、仲間と、逃げずに向き合った

ということだと思います。

制作期間色々あったね

向き合ってくれ、耐えてくれ、と私もnoteを書いたりしました⬇️

個々で抱える悩みが衝突したり、
コミュニケーションの難しさを痛感したり、
不安で押しつぶされそうになって涙が止まらないこともあったかな?

でも、みんなは逃げずにひとつひとつに向き合うことができた。

先生方の指導、支援は大きかっと思うし、
もちろん私たちも全力でサポートしたけど、

向き合ったのはみんな自身だから、
みんなの頑張りがあってこそだから、

素敵な作品になったと思っています。

私は大好きです!
みんなの思いが詰まった作品!


最後に

保護者以外会場に入ることができなかったので、私たちは後輩たちを見送ったあと、大会のライブ配信を見ていました。

1つのスマホを囲んで、相変わらずわちゃわちゃしながら、、

でも、後輩たちの出番になると空気一変!

私たちの方が緊張してたかもしれないくらい!

何だかよくわかんないけど何かに祈りながら、
頼む!とか言いながら、
おぉ!とか、
くぅー!とか、
よし!とか、
もう常に誰か何か言ってるんじゃないかくらい
みんな緊張しながら見守ってました。

現役が踊ってるのを見ながら、
先輩であることを実感して、引退を実感して、
先生とコーチは毎回こんな思いなのかなって少し共感したりして、

嬉しいような寂しいような、でした。

小さな画面だったけど、作品の最後、みんなのキラキラした笑顔が忘れられないです☺️

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