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元OWLコーチが語る「ダメなジュノ」
現在OWCSでメタとなっている新キャラクター「ジュノ」。今回はオーバーウォッチリーグチームでコーチを担当していたUnterコーチが、ChiYo選手のジュノをダメ出しする動画から分かることをまとめます。あくまで参考程度にご覧ください。
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まずUnterコーチについて少し解説します。Unterコーチは2021年、Atlanta Reignのコーチを担当し、2021オーバーウォッチリーグ2位。2022年と2023年にはLos Angeles Gladiatorsでコーチを担当しており、現在は99DIVINEで指揮をとっています。
Twitter : @UnterOW
Twitch : @unter
Youtube : @Unterr
アビリティのコツ
パルサートーピード
パルサートーピードのコツについてUnterコーチはこう解説しています。
アビリティのカウンターや、チームメイトの回復と敵へのダメージを同時に行えるように、戦闘中のスキルトレードが始まったときのためにトーピードを用意しておくこと。
パルサー・トーピードは味方への回復と敵へのダメージを同時にできる優れものです。ですが、クールダウンが10秒もあります。
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1枚目と2枚目の画像では、敵に対してダメージを与える目的のみでトーピードを使用しています。このようにパルサー・トーピードをなんのスキルトレードもなしに、いきなり使用するのはもったいないとのこと。
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実際この時は、ChiYo選手とHanbin選手が単独で前にアプローチし、味方に対しての恩恵はゼロに等しい状況でした。Unterコーチは味方にもトーピードを当てるか否かでの、トーピードのヒット数の差を指摘しました。
この場合だと、まだ相手がセットアップ中だから大丈夫だと思うかもしれませんが、相手がすぐ目の前にいるので、このウェーブはトーピードがない状態で始まってしまいます。
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もちろん必ず味方にもロックオンしなければいけないなのわけではないですが、この様に上の画像の通り、味方と敵がスキルを吐き始めた時に、出来るだけ味方と敵を同時にロックオンするのが理想です。
ハイパーリング
ハイパーリングは展開した輪をくぐった味方の移動速度を上げるアビリティで、クールダウンは14秒です。
ハイパーリングはダイブやラッシュを仕掛ける時に使用するのが一般ですが、味方を一気に引かせることも出来ます。ですがクールダウンが14秒なので、少し慎重に使用する必要があります。
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1枚目の画像はまだ相手がセットアップが終わりそうな状況でChiYo選手はリングを使用してしまい、2枚目の画像で黄色チームのシンメトラのTPとリングで一気に距離を詰められ、その後ChiYo選手は倒されてしまいます。
リングをまだ保持していれば、青チーム側はリングの力で一気に引き下がることが出来たかもしれません。
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良い例としてはこの画像。状況としては黄色チームがリングを使用し、D.vaのHPが少なくなったところにChiYo選手がリングを設置。こうすることによって青チームは相手のラッシュに対して引き下がることが出来ます。イメージとしてはチームが逃げようとしているところにリングを置く感じ。
そして中途半端なリングも良くなく、攻めにも引きにも使えなかったただのピーク用のリングにはまったく連携がない。攻める時でも引くときでもないゆったりした時間にはリングを置く必要がない。
グライドブースト
グライドブーストは発動中、ジュノは空中に浮遊可能。垂直方向にしか移動出来ず、クールダウンは6秒。
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トーピード、リングよりかは比較的クールダウンの短い移動アビリティ。グライドブーストはトーピードと一緒に使用すると、大きく斜線を広げつつ自由に動けるため、ロックオンしやすくなります。
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地上からジャンプしグライドを使うだけでも、十分に視野を広げることが出来ます。これはヒール量やダメージ量の向上に繋がります。
オービタルレイ
アルティメットのオービタルレイは前方に移動する光線を呼び出し、味方を秒間100HP回復し、ダメージを35%増加させます。
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上の画像のオービタルレイには悪いところが2つあります。
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1つ目はチームが向いている方向と関係ない場所に打ってしまっていることです。味方に対しての恩恵はありますが、光線は前方に移動します。なので相手が固まっている個所に向けて打つ方が効果的です。
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2つ目はオービタルレイを発動したタイミングで全てのアビリティがクールダウン中なことです。トーピードが最大限の効果を発揮するために、85ダメージのトーピードをさらに35%増幅させることが出来ます。
なので最初にアルティメットを使い、その後にトーピードを使う。もちろんアルティメットだけでも有利を取れますが、リングやトーピードを保持している方がさらに効果的です。
立ち位置
自分のチームと敵を同時に見ることができる強いポジションをキープし、常に敵と自分のチームを同時にトーピードで撃ち続けるプレーがすべてなのだ。パノラマビューで考える。
これが基本的なジュノの立ち位置になる。全てのプレイヤーと斜線を通すイメージ。大体チームの真ん中あたりから最後尾までが理想。
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パノラマビューは広範囲にわたる景色という意味があります。まさに上の画像の様なプレイヤーの分布を把握出来るポジションを取りましょう。
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上の画像ポジションは、ほとんどの敵と味方への斜線が通っているため、全てのプレイヤーの位置を把握することが出来ます。正面の敵を捉えつつ、左や後ろにいる味方へのカバーもすぐに出来ます。
ジュノのコツ
Unterコーチはジュノについて
良いジュノのゲームプレイの悲しい現実は、少し退屈だということだ。これがジュノの現実だ。高い価値を得たいなら、忍耐強くなる必要がある。チームメイトや敵の動きをよく見ること。
と語っており、先走って色んなアビリティを使用するのではなく、自チームが攻めたり、相手が攻めてくるのを待つ必要があるということです。