スウィープフィート(2)阪神JF後~2月末まで回顧
※当記事は敬称略となっています。
阪神JF後
今まで大きな騎乗ミスもなくレース後のコメントも満足のいくものだったので騎手に不満はなかったのですが、それでも鞍上を一旦替えて欲しいと思っていました。なぜなら、一流騎手に能力と距離適性をしっかりと判断してもらいたかったからです(同じ2着でマイルしか駄目と言われてもルメールと永島だったら納得感が違うじゃないですか)。テン乗りならルメール・川田だと嬉しい。桜花賞まで見据えるなら、ドナベティ次第ですが武豊・坂井あたり、それも駄目なら池添(贅沢なこと言っていますが)と思っていました。
その後、エルフィンSを叩いてチューリップ賞という話を聞いた時「年始からそんなに使ってたら桜花賞はともかく優駿牝馬まで持たないじゃん。」と思いました。ただ、少しずつ「ノーゼン系クラブで2000万円募集の馬ではなく、セリで385万円の馬。それならば、他の馬が余力残しで来るチューリップ賞にメイチで向かうのもアリだよな。」と思うようになりました。
エルフィンS~2月末まで
追い切り後のラジオNIKKEIの記事(※1)で優駿牝馬の方向性ということでそこは少し安心していました。能力が通用するのかという不安も少しはありましたが、それ以上に「このレースを勝ったら最後まで騎手もこのままかぁ。このレース勝っても賞金足りるか微妙だけど、直行するのかしないのか。」と悶々としていました。従って、2着だった時は「よし。これでチューリップ賞1本勝負だ。」と開き直れました。騎手はエルフィンSで別の馬に武豊が乗っていたのでそのまま依頼してくれると嬉しいと思っていたので、チューリップ賞の騎乗が決まった時は凄く嬉しかったです。調べてみたら過去10回のうち6回、チューリップ賞で乗った馬でそのまま桜花賞に向かっていました(※3回は桜花賞の権利すら取れず。1回はチューリップ賞前にライトクオンタムに騎乗が発表)。阪神JF前は「『勝てるかもしれない』という思いでG1に臨めるだけでこの馬に出資して良かった。」と幸せだったのですが、「レジェンドと一緒に前哨戦を勝って桜花賞に向かえるかもしれない」という期待感を持てることに対してスウィープフィートに対する感謝が深まりました。また、武豊好きの馬主の方は沢山おられると思いますが、当事者になってみるとあの『武豊』でクラシックをという高揚感は他の騎手では味わえないものがあると思いました。
出典
※1
【エルフィンS】栗東レポート スウィープフィート 庄野調教師「春の大舞台に向けてしっかりと調整して結果を出していきたい」
https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/s_519.html
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