3年間の思い出
僕が高校の頃、大学生活で一つでも同じことを続けるというのは本当に難しい、と言われた
当時はほーん、そうかーぐらいにしか考えてなかったが、今なら分かる。
一つのことを止めることなく続けるというのは本当に難しい。気概がいる。
それに加えて、運もいると僕は思った。
僕ができなかったことを運、つまりは周りの人のせいにするのは卑怯かもしれない。
でも、そう思わなければ、自己を肯定しなければ、やっていけないのだ。
3年間つらいことばかりではなく、楽しい思い出も勿論あった。
ただ、まさかこんな終わりを迎えるとは露にも思わなかった。
あの悪びれない態度を一生忘れないだろう。
終わりよければ全て良しというが、
終わり悪ければ全て台無しである。
ただ、一つ、得られたものはやめる勇気だと思う。
自殺した人に対して、そんなに嫌ならやめればよかったのに。逃げればよかったのに。
という人がいる。
おそらくその人は、幸運なことに人生が順風満帆で挫折を知らないのだと思う。
自殺するような人は少数で、ほとんどの人は順風満帆だから、弱者の気持ちを推し量ることができないのだろう。
弱者は逃げてもいい。逃げないとやっていけない時がある。
逃げるには経験がいるから、勇気がいるから、僕は部を離れたことをよかったのだと言い聞かせてる。
今後もどうしようもなく辛くなった時、僕はまた逃げると思う。