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第25回「選択肢は多い方がいいのか?」レポート

開催日:2025年2月1日(土)18:30〜20:30
会 場:山梨地域づくり交流センター 第4会議室
参加者:7人

こんにちは、「哲カフェすみやま」お世話役のイノウエです。

2024年1月1日に発生した能登半島地震で被害に遭われました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
ここ数日、大雪のニュースが続いています。石川に住んでいたとき、連日の雪かきが本当に大変だったので、各地のご苦労が察せられます。

さて、今回のテーマは「選択肢は多い方がいいのか?」です。
前回(第24回)「好きなことを仕事にした方がいいのか?」のラストで、選択肢の多さについての話が出てきたので、今回テーマにして集まった人たちで聞き合い、考えてみました。

選択肢が多いほうがいいと思った時はどんなとき? 逆に選択肢が多くて困るときってどんな時? むしろ選択肢が少ない方がいい時もある? などなど聞き合っていきました。
「選択肢が多い方がいいからと選択肢を増やす・残しておくのもいいけど、じゃあいつ決めるのか? どうやって絞り決めるのか? という問題はむしろ強く残るので『いい』と言えるだろうか?」という考えや、選択肢の多さ/少なさよりも、選択者の意志が通せるか否かの方を重視しているのでは?という考えも。
後半には、そもそも私たちは自分で選択できているだろうか? 自分一人だけで選択できることってそもそもあるだろうか? という話題へ。人事や採用、キャスティングなど、自分のことではなくて他者を選択する(せざるを得ない)ときに感じる難しさの話も出てきました。

選択肢は多い方がいいのか?

さて、次回は「はみだし企画」として、山梨県立美術館での対話型鑑賞ワークショップ「アートでトーク」に参加したあと、哲学カフェをする企画を開催します。
すみやま第18回でこの企画をやったところ、「またやってほしい!」というお声があり、再びの開催となりました。
今回はみんなで対話型鑑賞をしたあとに「私たちは『なに』を見ているのだろう?」を考えてみたいと思います。
「何を見てるって…絵でしょ?作品でしょ?」となるかもしれませんが、本当にそうでしょうか…? 集まった人たちと一緒に鑑賞体験からじっくり聞き合い、考えてみたいと思います。
(同企画をやった第18回のレポートはこちら↓)

【哲カフェすみやまに参加してみたい方へ】
現状のすみやまでは、事前に開催や場所をフルオープンにはせず、情報が欲しいという方にお知らせを出している半クローズの体制をとっています。
気になるなぁ、参加してみたいなぁ、という方はInstagramのDM、Facebookのメッセンジャー、もしくはsumiyama2023@gmail.com宛でも構いませんのでご連絡ください。情報をお送りします。
ご参加の前に、この会がどんなことを大切にしているか、ぜひnoteの「哲学カフェ「すみっこやまなし」を始めます。」をお読みいただけると幸いです。

◾️今回のおやつ◾️
OvenBirdのチョコチャンククッキー
甲府駅の隣・金手駅の近くに2024年末にオープンした「ATAGOEN」に入っている、イギリス菓子に特化したカフェ。イートンメスなど、他では味わえない本格的な味を葡萄畑の素敵な空間で味わえます。
同じATAGOEN内には県内食材を使ったアイス店や、雑貨ショップ、近々一棟貸しの民泊もオープンされるとのこと。
2025年2月から営業日が【水・木休み】に、冬季は【17:00クローズ】になってらっしゃるのでご注意を。

少しスパイスの効いたチョコクッキー
美味しくて、秒で食べてしまいました

レポート:イノウエ

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