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【2024年最新】Webライターの収入事情|現役ワーママが解説します
結論、Webライターの収入は「ピンキリ」です。そんなこというと元も子もないですが、実際Webライターの収入って、人によって大きく違います。
なんなら、月によっても変動があるため、平均値を出すのは難しいのです。
社員として企業に所属しているライターなら、お給料として安定した収入を確保できるでしょう。
とはいえ、この記事を読んでいるあなたは、在宅ワークや副業としてのWebライターを検討しているのではないでしょうか。
この記事では、組織に属さない「フリーのWebライター」に限定し、報酬体系や単価といった収入事情を掘り下げます。
【Webライター】トップ層と初心者層の収入差はかなり大きい
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ズバリ、Webライタートップ層の月収は100万円以上です。なかには月収200万円を超える強者も存在します。
一方、始めたばかりの初心者は、案件獲得に四苦八苦する人も多く「1万円稼ぐのがやっと」という人もいます。
「Webライターの平均年収は400万円」というデータを見たりしますが、個人的にはあまり参考にはならないと感じています。なぜなら、実際の収入は個々のレベル感に加え、専業か副業かによっても、かなり開きがあるからです。
ちなみに筆者がライター1ヶ月目に得た収入は3,000円でした(日給じゃなくて、月収ですよ…遠い目)。
「筆者の実体験・ライター初期の収入事情」については、下記の記事に詳しく書いています。「ノースキル・未経験から始めた筆者が月収10万円達成するまでの収入推移」に興味がある方は、こちも読んでみてください。
Webライターの収入体系は大きく3パターン|文字単価・記事単価・時給
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Webライターの収入体系で多いのは、以下の3パターンです。
文字単価
記事単価
時給
1つずつ掘り下げます。
Webライターの収入体系①:文字単価
文字単価とは「1文字いくら」で報酬が決まるパターン。クラウドソーシングサイトなどの案件は、ほとんど文字単価です。
たとえば、「文字単価1円」で3,000文字の記事を納品したら、報酬は3,000円です。
10万円を目標にするなら、「文字単価1円」の条件で10万文字書けば達成できます(10万文字って、慣れない内は結構大変ですよっっ!)。
ちなみに、Webライター4年目の筆者の場合、文字単価は3円~5円といったところです。
文字単価はスキルや専門性に応じて変動するのが一般的。さらに発注側の予算によっても大きく左右されます。
始めたばかりの初心者なら、まず「文字単価1円以上」を目指すのがおすすめ。
さらに「文字単価2円以上」の案件を受注できれば、月収10万円達成も現実的になってきます。子育て主婦や副業勢にとって、10万円の収入は嬉しいですよね!
Webライターの収入体系②:記事単価
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記事単価とは、その名の通り「1記事いくら」のパターンです。
クラウドソーシングサイトで検索してみると「1記事いくら」といったライティング案件も結構あります。
以下は某クラウドソーシングサイトのライティング案件(2024/2/17時点)です。「初心者OK」のランキングまとめ記事が「1記事1万円」で募集されていました。
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「1記事1万円」の案件を受注した場合、10本納品すれば10万円の収入を得られます。
記事単価の場合、文字数に左右されない点がメリット。逆に、たくさん書いても報酬は上がりません。文字単価と記事単価、どちらが良いかは「案件による」といったところです。
Webライターの収入体系③:時給
全体でみると割合は少ないものの、時給で募集されるWebライターの仕事もあります。
求人サイトで検索してみると、以下のような案件が見つかりました。
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時給で募集されている案件の場合、「在宅でできるパートやアルバイト」のイメージです。
案件にもよりますが、時給の相場は1,300円~2,000円といったところ。求められるスキルや、担当する業務内容によって幅があります。
Webライター4年目の筆者の収入事情を大公開
ここからは、ノースキルの子育て主婦からWebライターになった筆者の収入事情を公開します。
ひとつお伝えしておくと、筆者より稼いでいるWebライターはたくさんいます!あくまで「子育て主婦の一例」として読んでいただければ幸いです。
【1年目】文字単価0.3円から2円にアップで収入20万円達成
1年目の文字単価の推移は、以下の通り。
ライター1ヶ月目から20万円達成までの推移です。
— かいすみれ|主婦Webライター×ブロガー (@sumirekaisun) December 12, 2022
1ヶ月目3,500円←文字単価0.3円
2ヶ月目 1万円←文字単価1円
3ヶ月目 1.6万円
4ヶ月目 4.3万円
5ヶ月目 2.7万円
6ヶ月目 4万円
7ヶ月目 13.3万円←文字単価1.5円
8ヶ月目 12.2円
9ヶ月目 21万円←文字単価2円
以降15〜25万円をいったりきたりです。
初めての案件は文字単価0.3円でした。
2ヶ月目以降は文字単価1円にアップ。とにかく書いて書いて書きまくる日々でした。
7ヶ月目に、勇気を振り絞り「単価交渉」をしてみたところ、案外あっさりOKをもらい、文字単価1.5円に。月収10万円を超えたのも、このころです。
書くことに慣れてきたころ、文字単価2円に案件に応募。無事採用された結果、一気に月収アップ。20万円を達成できました。
【2年目】記事単価の案件が増えてきた
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2年目以降は、記事単価のお仕事も増えてきました。意図したわけでないのですが、気づけば記事単価のお仕事だけになっていたという感じです。
わたしの場合、当時の記事単価は2.5万円~4万円ほど。記事のボリュームや難易度によって変動するというものでした。
ここからは余談。2年目以降は毎月継続してお仕事をいただけるようになり、報酬も安定してきました。しかし報酬がアップするほど、求められるレベルも上がります。
子育てや日々の生活で、うまく仕事を回せないときもあり、当時のストレスは半端なかったです…。
【3年目】毎月固定報酬の案件に挑戦
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3年目以降は、記事の執筆に加え、新人ライターさんをサポートしたり、フォローしたりする「ディレクション業務」も任されるようになりました。
ディレクション業務では「月いくらの固定報酬」をいただいていました。文字数や記事数に影響されないため、収入は安定。とてもありがたい環境でした。
とはいえ、仕事が楽になったわけではありません。ライターさんの教育や記事の修正、フィードバックなど、やること満載。
担当ライターさんが体調不良になり、記事が書けないときは、わたしが急遽執筆を代行することも。
「報酬がアップすれば責任も増える」
Webライターに限らず、あたり前のことですよね。
家族の時間を犠牲にして仕事に没頭する日々。「なんのために仕事しているんだろう?」なんて考えることも増えました。
【4年目の現在】記事単価や時給など、ケースバイケース
4年目突入の現在は、ようやく自分のペースをつかめたところです。
現在受注している仕事はこんな感じ。
記事執筆代行(記事単価4~5万円)
リサーチ業務(時給2,000円)
記事執筆代行は、いわゆるWebライターのお仕事です。KWを預かり、構成を作成。本文はもちろん、記事によっては図解やグラフの作成も行います。
一方、リサーチ業務は時給でお受けしています。実は、かれこれ3年以上お付き合いいただいているクライアントさんからの依頼。新規事業に向けたマーケティングのようなお仕事を任されています。執筆業とは違うものの、Webライターとして培ったリサーチスキルを活かした仕事です。
ライター業に加え、ブログ運営もスタート
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現在のわたしは、受注案件以外に自分でもブログ運営を行っています。Webライターの仕事と、ブログ運営は親和性も高く、ブログ運営をしているライターさんはとても多いです。
受注がストップすると、途端に収入が途絶えてしまうライター業と異なり、ストック型の収入を作れるのがブログのメリット。経験値も高まりますし、ポートフォリオになるという利点も。やらない理由がないほどです。
Webライターを始めて、少し余力ができたら、ブログ運営もおすすめです。
まとめ~Webライターの収入は経験値とスキルに比例する~
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Webライターの収入は、人によって大きく異なります。
ひとついえることは、「Webライターの収入は経験値とスキルに比例する」ということ。
だから、Webライターで継続的に稼ぎ続けるには、自分の目標をもって、一歩ずつ自分のスキルを積み上げることが大切です。
逆に、避けた方がいいのは「人と比べること」かもしれません。
わたしもまだまだ道半ば。これからも謙虚に、一歩ずつ進んでいけたらいいなと思っています。
「Webライターに必要なスキルとは?」
「稼ぐコツは?」
といったお話は、また別の記事で書いていきますね。
あなたの一歩を応援しています。