ポップと繊細の色彩豊かな表現者は、明治期の生まれ
たまたま、Instagramを見ていて上野リチ展を知りました。
かわいらしい画像に一目ぼれして、Instagramの画像をクリックすると
更にかわいらしいポップな画像が表れて、描かれているものと色彩のバランスに魅せられていきました。
現代の作家さんなのかなと思って調べていくと、明治期から昭和を生き抜いた方でした。ウィーン生まれのオーストリア人ですが、その後、建築家上野伊三郎との結婚を機に京都は来られたとのことです。
作品もどれも素敵で色合いが格別です。
色のセンスはオーストリア人ならではの感覚なのでしょうか。ポップな色使いで描かれるものと、繊細なタッチで描かれている植物などがとても素敵なのです。ウィーンで育まれた元来の西洋的な感覚と京都に移ってからの日本的な感覚両方が上手くいきていると感じました。
「野菜」と題されている服地は1950年代に作品とのことです。50年代にこの柄はとてもモダンだったのではないかと想像しますが、この生地でワンピースを作ってみたいですね。とてもかわいいでしょうね。
今回ご紹介したのは「上野リチ展」は、
2022年5月15日まで東京丸の内三菱一号館美術館にて開催しています。
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