治療の方向性を自分で決める
前回の続きで…。
どうやら私は荒波の中に放り込まれたらしい…という現状を何の根拠もない神様からの宿題と確信して引き受けたものの、さてどう動くか。 私のガンのタイプは幸いおとなしいタイプだったので、手術までは2か月ほどあり、その間腫瘍ができた原因を探りつつ、少しでも小さくなる方向へ動いてみようと考えました。
栄養面や精神面、いろんな方面に詳しい友達がいてくれたおかげで、貴重な話をたびたび教えてもらったり、本やネットからも情報を集めていきました。
そんな中で見えてきたことは…。
今の西洋医学での現状では、
『望ましくないものは切り取るか攻撃する』
ひたすらこれだけ。
けれど、なぜそこに至ったのかには触れずに、現れたものを取り除くだけでは根本的な解決にはならないんじゃないかということ。原因なんてわかるわけない、普通に暮らしてただけなのに、とフタをしてしまうのは簡単です。でも病気に繋がる『普通』の暮らしをしてきたのは私。この『普通』を病気ではない、本当の健康に繋がる『普通』に変えないと意味がない。
私は食べるものはもちろんのこと、精神面や時間の使い方、ストレスに感じること、睡眠などなど、これまでの生き方の棚卸しのように、自分の暮らしを見直してみようと思いました。自分で当たり前、普通って思っていたどこかに何か問題があって、神様が気付けよ〜!とサインを送っているのかもしれないと。
Amazonでこの本が一番のおすすめです。何度も原点に立ち返るように読んだ本です。サブタイトル【自己治癒力をオンにする食べ物、生き方、治療法、生きる姿勢とは?】ってすごく気になりませんか??
私もこの時からいろいろ手探りしながら進み、今もまだまだ道の途中ですが、大まかにでも自分の身体の扱いが決まったら、後は気持ちいいこと、楽しいと感じることをどんどん生活に取り入れ、しんどいと思うことは取り除く。このシンプルなルールが定着しました。
そして、病気との向き合い方として、調べたことと自分の感じ方を頼りに、自分なりの納得できたことを選んでいこうと決めたのでした。