バケツをひっくり返したような雨の日は、

湿気た土と夏の風を混ぜたようなにおいが鼻先を掠める。
空が灰色に染まってくのが部屋の窓から見えた。

あ、雨降るな。

直感的にそう思った5分後。案の定、地面をたたき割るほどの雨が降ってきた。このにおいだけは 忘れられないの 。湿気ってるような気がした。
ピーナッツ 食べたい な。

いやごめん、ピーナッツはこの話と全然関係ないわ。



昔からなぜだがわからないけれど、雨が降るとなぜかサカナクションが聴きたくなる。高校生の時からそうだ。逃げ遅れた 逃げられなかっただけか 。 傘がなくて、靴の中がびちょびちょで、下を向いて歩くしかなくても、雨に交じって 多分、風。が吹いても、サカナクションをかけたらちょっとだけ、今が特別に思えてくる。Oh 不思議ですね。

本当は、大学時代の思い出を書こうと思ってたんだけど、どうやら雨が上がったみたいなので、このお話はまたの機会にしておきます。
雨が降った日に モス バーガーでも行って書こうかな。
週末恵比寿にあるあそこでね。
何も語らずに済むならばいいだろう けどね。Yeah！

そう ちなみに今は ユリイカ きいてるんだけど、この文字を打つまで「ユスリカ」だと思ってた。「ユスリカ」って蚊の幼虫やん。きもちわるっ！ よりによって、大の虫嫌いな私がこんな題名間違いをするなんて痛恨のミス。

あ、かけている曲が ナイロンの糸 に曲が変わったのでそろそろ終わりにするとします。


揺れてる茶柱
何となく 、
君は深い。

やっぱり雨の日はエモい気持ちになっちゃいますよね。
さよならはエモーション。

それでは、また。
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written by: 美波すみれ
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