見出し画像

インドカレーと私

久しぶりの記事がインドカレーのこととは。
でも最近本当にインドカレーに感動しているので、この思いを忘れないために書いておく。

インドカレーと私の出会い

通っていた大学の近くに、ランチ時間帯に500円で日替わりカレーとライスまたはナンにサラダとラッシーを出してくれるインドカレー屋があった。
いつも日本人の奥さんになにか怒っていて気難しい店主だったが、学生には優しくて(?)
「からさが いいときはコレいれて!(辛さが足りない時はこちらをご利用ください)」
とめちゃくちゃ辛い青唐辛子のペーストをみんなに勧めて回っていた。

後になって気づいたのだが、そこのカレー屋のカレーはデフォルトでも結構辛かった。
「インドカレー」とうたいつつも実はネパールの方やパキスタンの方がされているお店って結構あるのだが(見分ける方法は分からない。でも食べたらわかる)、ここのカレーは本当に本場の辛さだった。みんなヒーヒーいって食べていた。でもとても美味しい。きちんと風味が感じられ、辛いのだけれど健康になれそうな感じのスパイスの香りがたまらなく良かった。
そんな素晴らしいお店なのに、安くて美味しくて比較的空いているので通っていた。
たぶん辛すぎてあまりお客がこなかったのだろう。

いつも頼むのは「ダル(豆)カレー」

どのインドカレー屋さんでも私は「ダル(豆)」のカレーを頼む。
ひよこ豆やレンズ豆などをひきわりにしたカレーなのだが、なんでこんなに美味しいのだろうか。
様々な豆の食感で舌触りが楽しく、肉や魚介が入らない分、カレーそのものの美味しさが試される。
なので私はどのお店でもまずはダルカレーを注文する。

面白いのが、美味しくて通っているお店でもダルカレーはその日の仕上がり具合が若干違う。潰された豆の大きさだったり、量だったり。

辛さは中辛にして、「ふー!辛い!」と思わない程度にしてなるべく水を飲まないで一気に食べるのが美味い。

ちなみにダルカレーであればナンももちろん美味しいのだが個人的にはライスを合わせるのがおすすめだ。
ナンだと小麦の風味を感じられてそれはそれで美味いのだが、私はわずかな豆の味を良く感じたいのでライスが好きだ。

インドカレー屋の人、サービスしすぎ

インドカレー屋に行く際、少し難儀な点がある。
それは、彼らはサービス精神が旺盛すぎることだ。

だいたいどの店も食べ終わる前にやってきて
「ナンの おかわり いいですか?」
と聞いてくれる。

そしてだいたいのどの店も、スープやらデザートやら、食べきれないくらいのサービス品を持ってくる。

実家の近くにあるインドカレー屋だと、なぜかいつもチョコレートのナンを数枚サービスしてくる。
とても美味しいのだが…少食なので絶対に1人では伺えないお店である。


インドカレーは体調不良の時にもおすすめである。なんか色々入ってるみたいだし、サラッとしたカレーが食べやすい。
元気なときには辛くしてたくさん汗をかいて、甘いラッシーを飲み干すと、とたんにご機嫌だ。

みんなさんもぜひ、お気に入りのインドカレー屋を見つけて楽しんで欲しい。