
E2(エストラジオール)の 血液検査
男であらず、女でもない すみれ です。
今日は、前に受けた血液検査のことについて、ちょっと書きたいと思います。
ホルモンを服用又は注射しているトランスジェンダーは、半年に一度の血液検査が勧められています。
トランスジェンダーに限ったことではないですが、ホルモンを摂取している人は、血栓などのリスクが高く、その兆候がないか確認するためです。
私も前回から半年経ったので、そろそろ血液検査をしなければと思っていますが、その半年前に、初めてトランスジェンダーとして血液検査した時のことを書きますね。
今から半年くらい前に、かかりつけの病院(普通の病院)の内科で血液検査をしてきました。
一時期、女性ホルモン剤の服用を中止していたのですが、少しずつ女性化しつつあった体が、元の男性の体(体臭とか胸とか肌のキメとか)に戻ることがどうしても耐えられず、女性ホルモンの摂取を再開してしまったのです。
ホルモン摂取の再開により、ホルモンの血中濃度、肝機能のダメージ等を確認したいため、普通の内科を受診しました。
検査する項目は自己判断で、エストラジオール(E2)、テストステロン、GOT(AST)、GPT(ALT)の4項目にしました。血栓の兆候をみるdダイマーは、自覚症状がなかったので検査項目に入れませんでした。
内科窓口での受付の際、窓口の看護師?が「今日はどうしました?」って、聞いてきたのですが、周りにも普通の患者さんがいる状態だったので、声に出して言うことができず、「問診票を書きます」って言って、問診票の紙をもらって、次のことを書きました
女性ホルモンを服用。
エストラジオール(E2)とテストステロンの検査希望
情緒不安定、睡眠途中覚醒
と書いて看護師に手渡しました。
問診票を受け取った中年女性の看護師は、問診内容を読んでいる途中で、「んー?」っていって首をかしげた。
そして、隣にいたもう一人の若い女性の受付が、私が書いた問診を覗き込んで、内容を読んでいるうちに、目が少し見開くのが分りました。まぁ、そうなるよね。
そこの病院には、検査の二日前に電話して、ホルモンの検査可能かどうか確認してあったのですが、この病院では初めての事例ということで、当日は、問診を読んだ窓口の人が、医師に確認しに行ったり、検査室に確認しに行ったり、別の看護師が来て、検査料金の話をしたり、いろいろめんどい事になってしまった。
そして、検査可能ということで、診察室に通されて、医師の問診が始まったのですが、「なんで、女性ホルモン剤なんか飲んでるのですか?」と聞かれてしまい、3秒ほどフリーズして、どう答えようか考えて、結局、正直に「女性化のため」と答えました。
私を診察したのは普通の内科医です。そりゃ普通に聞くよね。
受付の時もそうでしたが、必ず聞いてきたのが、別の病院を受診しているかどうかの確認。要するに、なんでここに来た!ってことです。
医師はちょっと苦笑いしながら、電子カルテに記入した後、私に処置室の前で待つように言ったので、私は診察室を出て、処置室の前で名前も呼ばれるのを待ちました。
少しして、処置室から看護師に呼ばれ、そして血液を抜かれました。
処置室から、受付の待合室に戻ったら直ぐに、会計の紙を渡され血液検査は終了となりました。
エストラジオール(E2)、テストステロンは、病院内では検査できず、外注となるため、検査結果が出るのが来週となるなめ、来週また来てくださいとのこと。
会計で請求された料金は、受診料+検査料で 10,857円
高いのか、安いのか良く分からない。
そして、次回の予約で、今日診てもらったドクターは予約がいっぱいということで、別のドクターで予約しました。
また一から説明しなければならないのかなと、少し滅入ってしまった。
帰宅後、夕食の時に助産師である妻にこの話をしたのですが、内科医も専門の得意とする分野があるから、最初の受付で内分泌系の医師をお願いすればよかったかもねと言っていた。
写真の薬は、左上から右に、
オエストロジェル
スーシー
クリマラ
プレモン
シテロン
プロギノバ
Meprate
エチニラ
そして次の週、検査検査が予想外の数値にショックを受けました。
少し長くなりましたので、検査結果の話は、次の記事にて書かせていただきますね。