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小説、ミッドナイトスワンを読んで

ミッドナイトスワン (内田英治)は、トランスジェンダー女性(MTF)のお話です。
本棚に積読状態だったのですが、今日、読了しました。

このミッドナイトスワンは、去年、映画公開初日に有給休暇を取って観に行きました。
映画を観た時、エンドロールが終わって館内が明るくなっても、なかなか椅子から立ち上がることが出来なかったことを今でも覚えています。(MTF当事者がこの映画を観るのは危険。)

小説版のミッドナイトスワンでは、映画では伝えきれていなかった部分も書いてありました。
映画では結構ショッキングな映像も流れましたが、なぜ、あんな状態なるまで放って置いたのか?
映画では、性別適合手術(SRS)を急ぐあまり、その費用が工面できずにタイ(SRSでは世界最高)の闇医者(それでも日本よりマシ)に依頼して、SRSを受けたのかと・・・、そう解釈してしまいましたが、そうではなかった。
細かく書くとネタバレとなるので、この辺にしておきます。


小説の中でもちょっと出てきたのですが、春を売るお仕事のトランスジェンダーは、未工事の方が人気があるようで、股間の突起物を切り落としてしまうと、一気にその商品価値を落としてしまうようです。
女の子にしか見えない容姿の股間に突起物が付いている。それに萌えるのでしょうね。
世の中色々いますね。。
天然と人工、マ〇コ目当てなら天然の純女の方がよいということでしょう。


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