学校の音楽のテストで、TMの「金曜日のライオン」の歌詞をかいたら...
中学2年生の2学期に私は転校した。
転校先の学校で初めて迎えた音楽の中間試験で、校歌の歌詞を1番から3番まで書けという問題が出された。
転校してきたばかりの私には、校歌なんて知らないので、転校前の校歌を書こうとしたのですが、中学校の校歌はうる覚えだったので、小学校の校歌を書いた。
しかし、3番の歌詞が所々しか思い出せない。
前の学校の校歌を書いたのでは、きっとマルは貰えないのだろうと、3番目の歌詞は適当に作ることにした。
それで、TM NETWORKの「金曜日のライオン」の歌詞を、覚えてい箇所だけ適当に書くことにした。
そんな感じで回答用紙に書いて出した。
一週間後の音楽の時間、採点された回答用紙が返された。例の校歌の問題は、1番も2番も3番も〇(マル)。点数がもらえたのでした。
が、しかし、「〇〇さん、ちょっと来て」って、音楽の先生に呼ばれた。(あぁ、校歌の歌詞についてだな。特に3番目)すぐに思った。
教壇の横にある先生の机の前まで行くと音楽の先生が、
「あの、前の学校の歌詞には、この、「アフリカ」って言葉出てくるの?」
と訊いてきた。
私は一瞬吹き出しそうになったが我慢をして、
「いいえ、3番は適当に書きました。」
「そうなの、1番と2番は本当の校歌なのね?」
「はい」
でも、1番と2番は小学校の校歌とは言えない。
「じゃ、歌ってみて」
「えっ!」
小さい声でいいからということで、私は先生の机の側で(小学校の)校歌を小さい声で歌った。
「はい、いいよ。
じゃ、3番はバツだけど、1番と2番はマルにしときます」
そして先生はクラスの皆に、
「〇〇さんは転校してきたばかりなので、まだこの学校の校歌をまだ覚えていません。前の学校の校歌を書いてあったのでマルにしました。」
と説明した。
そして私は席に戻された。
「金曜日のライオン」のPVについて。
キターリストはカッコよくて陽キャ。キーボーディストは根暗で陰キャ。昔はそんなイメージがあった。
キーボーディストがさ、ギターにあこがれるのはわかるよ。カッコイイもんね。だから、ショルダーキーボードなんてものが生まれる。
前に出てカッコよく弾きたいよね。
でもさ、ショルダーキーボードを担いで鍵盤を叩くのってダサくない?
(4:22に映るワニの女の子、いとうまい子に似ている)
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