階段から落ちて、マブヤーもいっしょに落としたかも
さっき、二階の階段から足を滑らせて落ちてしまった。ものすごい音にびっくりした妻が駆け寄ってきた。一階の床に転がって倒れていいる私を見て、大丈夫?と声を掛けてきた。
私は足の痛みをこらえながら、頭は打っていないから大丈夫と答えると、私の足を見た妻が、左足の親指が変な方向に向いちゃってると言った。
私は仰向けのまま、自分の左足を上げて視界にいれるを見ると、確かに親指が外反母趾のように変に外側に曲がっているのがわかった。
「あちゃ……、整形外科、電話してもらえる?」と妻に言うと、今日は日曜日だから近くの整形は休みだよとすぐ答えが返ってきた。
私は体を起こし、体育座りのような状態にして右足と左足を揃えて、親指の曲がり具合を確認した。やっぱり左足の親指が外側に曲がっている。
妻は日曜診療してくれる整形外科を探していたが見つからない。
私はこの状態で明日の整形外科の診療時間まで待てないのではないか考え、応急処置をこころみた。
曲がった親指をちょっと触ってみた。触ったことによる痛みは走らない。
今度は曲がった指を元の位置に戻す感じで力を入れてみた。
痛みはない。
今度は少し指を引っ張ってみる。
落ちた時の衝撃の痛み続いているが、動かす痛みはそんなにない。
そして、ゆっくりと曲がった指を元に戻していった。
指の位置は元に戻った。
指を動かしてみる。動く。痛みは走らない。
明日まで持つを判断して、妻に大丈夫そうだと言って日曜診療可能な整形外科の探し出しを止めさせた。
足を引きずりながら、二階の寝室兼、書斎兼、仕事部屋に戻った。
変な冷や汗が出てきた。
「あれ、マブヤーも落としてしまったか…」
マブヤーとは沖縄の言葉で、魂を意味する言葉で、びっくりした拍子にマブヤーを落としてしまうことがあるようです。マブヤーを落とした者は、死にはしないがボーとした感じになり、呼びかけてもの上の空のようになる。
マブヤーを呼び戻すには、ユタ(沖縄の霊媒師)の力が必要となるけど、周りにそのような人はいないので、自力で呼び戻すしかない。
マブヤーを落としたと思われる場所に行き、米粒くらいの石ころなどを拾って胸ポケットにしばらく入れておく。
しかし、今回は自分の家の中なので、石ころなどない。
別の方法を採る。方法は簡単。自分がマブヤーを落としたかもと認識する。認識できれば、それがきっかけで正気に戻れる。
冷や汗は少し引いてきたが、この記事を書いている間に、少し指が腫れてきたみたいだ。
痛みはそんなにない。とりあえず明日は近所の整形外科に行こう。
トップの画像生成のため、WindowsのCopilotに「階段から滑り落ちそうになっている絵を描いて」と頼んだら、断られた!
なので、別の表現で描かせてみました。
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