テディベアの頃 -少女の香り-
「およしになってねTEACHER(おニャン子クラブ)」のB面の曲で新田恵利さんが歌っている。
少女から女性になっていく歌で、大人になっていく歌詞の内容とメロディーが心をかき乱し、当時14歳の自分にはかなりキツかった歌でした。
心の痛みが麻痺するくらいに聴いた。
なぜそんなにキツいのか、気づかないふりをしていた。心奥底に隠している思いを認めてしまったら、どうにもならない現実にきっと負けてしまうから。
私が大人になることは男性になるということ。体と声が望まない方向へ変わっていく。止められない体の変態。
今でも思春期の頃を思いだすと苦しい。
私…、歌、上手かったんだよ。声変わりするまではね。