男らしさという言葉を勘違いしないで

今回はこんなご相談を頂きました。

質問です。
女性にモテたいというより、女性に守って欲しい、世話して欲しいという思いが強いのですが、このようになるにも、まずはモテる所から入れば、おのずと守って貰える自分になるものですか?

今までの恋愛は年上の女性と付き合ってきたのですが、最近年下の女性とも話す機会の方が増えてきているので、もし付き合うとかになる場合、頼り甲斐がないといけないのでしょうか?

ご相談ありがとうございます!

頼りがいがあるって、いわゆる「男らしさ」の代名詞みたいなものですよね。今回のご相談者さんのように、守るより守ってもらいたいと思うことについて私の考えを書いていきたいと思います。

今回の記事は男性はもちろん、特に女性の皆さんにもぜひ読んでご理解頂きたい内容です。


▼男だって傷つく

女性同様、男性だって傷つきます。

特に男性の場合は、この日本という国の社会的な背景から、余計なプレッシャーや傷を負いやすいと言えます。

これはなぜかというと

前提として男性は「弱い男であってはならない」という世間一般の価値観と常に戦っているんですよね。

だから、弱音を吐けずにプライドが高くなりやすいし、浮気をするのは女性と違い寂しいからではなく「男」としてモテたいからであるし、家庭をかえりみずに出世して稼ごうとする男性がいるのも、「強い男」「一家を支えるのが男の役目」という責任感を抱いているが故ともいえます。


これらは世間からの「強い男認定」「男らしい認定」「頼りがいがある男認定」(外的・内的にも経済力的にも)をもらいたいがゆえに起きてしまいます。

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▼男性が持つ2つの欲求

結論から言うと、男性は「安心感」と「自由」を求める欲求を持つ傾向があります。この2つの欲求を併せ持っている、という事を女性も理解してあげて欲しいです。

「自由」の欲求は、男性自身も認識していることが多く
「安心感」の欲求は、男性によっては認識していない潜在的な欲求
であることが多いです。

自由の欲求は、男性の生殖本能からも自身で自活し、さらに家族(女性と子孫)を守る役目があるので、自由に活動の幅を広げたいとなります。

安心の欲求は、先ほどお伝えした「弱い男であってはならない」という風潮と戦っていますが、男性も人間ですから、時には弱音を言いたいときもあるし、休みたいときだってあります。

そのため、男性の欠点ばかり指摘したりけなすような女性が男性から嫌われるのも、この「安心したい」欲求が満たされないからです。
「男性は褒めて伸ばせ」という言葉があるのは、こういう理由があるから。


▼男性は守りたいし守ってもらいたい生き物


男性は女性を守りたいし、女性に守ってもらいたいと思っています。

…え??どっちやねん!!
って女性は言いたくなるかもしれませんが(笑)

女性の前で「強い男でありたい」という欲求はあるのですが、その裏側には「弱い自分も認めて欲しい」という欲求があるんです。

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会社や外で思いっきり戦うとどうしても傷つくことがあるので、安心して帰ることができる「精神的な安心」を求めているということです。


仕事に失敗した、自分に自信が持てない、無気力になった…

そんな時に「無理に頑張らなくてもいいよ」と言ってくれる女性を求めているってことです。


自分が戦う気持ちがある強気な時は「俺が彼女を守るぞ!」となるのですが、自分が傷ついたり疲れている弱気な時は「傷ついた俺を彼女に守って欲しい」と思っています。


でも、弱い男に見られたくはない気持ちが深層にあるので「守って欲しい」なんてあえて言うことが出来ない男性が多いんです。
というより男性自身が自分がそんな風に思っていると思いたくないのです。


これが男性の本音が世の中に中々出てこない理由にもなっているんじゃないか?と思っています。


▼勘違いしやすい「男らしさ」

今まで書いてきた内容から考えると、相談者さんの場合は何気にすごく男らしい一面をお持ちだと思いますよ。

というのも、男らしい部分が強ければ強い程「守って欲しい」という欲求も比例して増す傾向があります。
相談者さんが「女性から守って欲しい」と思うのは、男性が持つ「欲求」なので、自然なことです。


ただ、これはバランスが大事です。


女性を守ることを全くせずに自分が甘えたいだけ、自分が守って欲しいだけという気持ちで女性に近づくのは違います。
逆に、男らしくなければいけないんだ!と思い過ぎて、弱音や弱みを一切見せないというのも女性は寂しく感じてしまいます。

守る時は守る、頼りがいを演出するときはきちんとする。
疲れたなと言う時は、自分の気持ちを素直に話す。

この両者をバランスよくすることです。

バランスが難しいんだよ、と思うかもしれませんが
これも「トレーニング」です。何度も失敗しながらでもやっていけば、あなたなりの「丁度いい男らしさ」「丁度いい弱音の吐き方」が身に着きます。

努力無くして甘えられると思わないように。


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