見出し画像

女性が男性に求める「将来性」の正体

今回のnoteは、よく女性が結婚相手とか彼氏にしたい男性に求める代表例「将来性」についてです。

将来性のある男性と結婚したい・付き合いたい

あなたもお聞きになったことがあるかもしれません。
将来性がある男性、と聞いてどんな男性をイメージしますか?

・仕事で成績優秀な男性
・稼いでいる男性
・お金持ちな男性

上記のイメージを思いついて、あぁ俺は違うからダメなんだ…そう思った男性の皆さんに朗報です。

将来性がある男性とは、上記のタイプの男性ではないからです。

今回は、モテる男性の特徴とも言われている「将来性」の正体を解説していきます。将来性の客観的な理解が出来ると、あなたのモテ度をUPさせることが出来ます。


▼「将来性」を誤解してしまう人が多い理由


先ほど挙げた例のように、お金を稼いでいる人とか、仕事が優秀な人といったように将来性と聞くと大半の人が誤解したイメージを持っています。

これはどうしてなのか?

これには、私たち人間が持つ「ヒューリスティック」という心理メカニズムが原因と考えられます。

ヒューリスティックとは…
先入観や経験に基づく思考法。計算により論理的に解決する「アルゴリズム」の反対でもある。

私たちは、少なからず先入観や自分の今までの経験から物事を判断してしまいます。そのため、「将来性」という言葉を聞いた時にも、先入観や自分の過去の経験からヒューリスティックが働きます。

特に、イメージを左右してしまうのは「利用可能性ヒューリスティック」と呼ばれるものです。

利用可能性ヒューリスティックとは…
関連情報を広範に収集することなく、思い出しやすい・入手しやすい情報に頼って判断する方法のこと。

利用可能性ヒューリスティックに含まれる要因は4つあって

1、頻繁に接しているもの
普段の習慣的な行動や、よく目にする広告など。

2、個人的に関わりのあること
自分の体験や自分の周囲に起こった出来事など。

3、インパクトのある出来事
衝撃的なニュースなど。

4、具体性があるもの
友人や知人の話、情報、ネットやWebサイトの口コミなど。

画像1

私たちは物事を判断・決定するとき、関連する全ての情報・可能性を検討するのは不可能です。

そのため、思い出しやすい・入手しやすい情報から判断する利用可能性ヒューリスティックは、ある意味理にかなっているとも言えます。

利用可能性ヒューリスティックは、スピーディーな判断が必要な場面で利用されがちと言われています。
まさに将来性という言葉を聞いて咄嗟にイメージする事と同じです。

ただし、自分の知らない・入手しにくい情報が重要になる場合もあるので、利用可能性ヒューリスティックだけに頼ると、重大な情報を知らないまま判断することになってしまいます。

つまり、将来性と聞くと大半の人が

将来性=お金を稼いでいる、お金持ち、仕事が出来る

という先入観や周りの人のイメージに頼っているからです。

果たして「将来性」の正体は何なのでしょうか?

画像2

▼将来性の正体のカギを握るのは
「潜在可能性バイアス」


将来性の正体を正しく知るためには、潜在可能性バイアスを理解する必要があります。

このバイアスも、私たち人間が皆持っているバイアスです。

潜在可能性バイアスとは…
過去の出来事や結果より、これから先の潜在的な可能性に注目する心理

潜在可能性バイアスに関する研究例はたくさんあって、例えばバスケットボールの選手を自分のチームに入れるかどうか調査した研究があります。

選手を2種類に分けてアピールさせました。

過去5年間の実績を見せた場合と
まだ起きていない5年後の未来の予想を見せた場合です。

その結果、過去の実績をアピールされた選手よりこれからの可能性を見せられた選手のほうが高い金額で評価をされていることがわかりました。

つまり、人間は相手の過去の実績で評価をするよりも、これから先の潜在的な可能性を見たほうが高い評価をしやすいということです。

これを恋愛で言うなら

過去の実績や今持っているモノをアピールするより
これからチャレンジする事や将来の夢や目標をアピールしたほうがモテる

という事になります。

画像3

▼恋愛に当てはめると
魅力的に見えるのは実績より可能性


もちろん私たちは実績を見て評価はします。
しかし、それよりも可能性のほうを大きく評価するということです。

恋愛に当てはめるとどうなるかと言うと

よく今まで何をしてきたか自慢げに話したり
こんな会社に勤めているとか
こんな成績を出してきて、こんな暮らしを今しているとか

そういった過去や今を自慢する男性、全然モテません。

稼いだ金額とか今就いている職業や会社の自慢やアピールをするより、これから挑戦してみたい事や自分の可能性をアピールしたほうが、魅力的に見えるわけです。

つまり、将来性の正体とは

過去や今の実績だけでは作られていない、ということです。

将来性=可能性

これが、将来性の正体です。


他にもこれは恋愛だけでなく、様々な分野で証明されています。

例えば、食べログなどで★〇個です!と評価されているお店より、これから流行りだしそうと言われているお店のほうが実際には高く評価されていたり、芸術でも既に賞をたくさん取っている人より、これから賞をとると言われている人のほうが高く評価されたり、人から好まれることがわかっています。

こんなにも、私たち人間は不確実な要素に惹かれる生き物なんですね。
将来の可能性を好んでしまうのです。


▼恋愛で相手にハマっていくのも
不確定要素が多いから

普通に考えれば、可能性はあくまで可能性なので確定していない情報に過ぎません。すでに実績がある人を評価したほうがうまくいくはずですよね。

ところが、私たちは不確定なほうが気になってしまうんです。

敵か味方かわからない人のほうが気になってしまうし、恋愛でも相手が自分のことを好きなのか嫌いなのかわからない時は、相手の事が気になってしまいますよね?

これは、私たちの本能に備わっているバイアスで「不確定な情報」に惹きつけられるように出来ています。

相手が自分のことを嫌いなら避ければ良いだけですし、好きなら一緒にいれば良いだけです。どちらかわからない場合は、いつもチェックしないといけないからです。

つまり、人間は「可能性」というものを追いかけるように出来ているんですね。

特に、恋愛において女性は将来性に敏感です。

女性は男性に将来性(可能性)を求めます。
これは、生物の本能として自然です。
女性は子供が出来てから1年ぐらいは身動きが出来ませんし、その後も子育てがあるため今までのようにはいきません。

だからこそ、相手の男性に将来性(可能性)があるのか、子育てが出来るほどの力があるのか、無意識・意識の両方でシビアにチェックをします。

画像4

女性から「この人は将来性がある!」と思ってもらいたのであれば、過去の実績や今の仕事を自慢するより、これからの未来や夢、可能性に対して語ったほうが効果的です。

自分の年収や実績をアピールするより、将来の夢やこれからチャレンジしたい事を語ったほうがモテるということです。


いかがでしょうか?

将来性、と聞いて嫌な思いをした男性の方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、今日お伝えした通り、将来性とは過去ではなくこれから将来の可能性のことなのです。

今の状態であきらめたり、投げやりになったり、腐ったりするのではなく、これから先の将来に投資をして自分の可能性を高めるほうがモテることへの近道になります。

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

藤崎すみれのnoteでは、あなたが心から自分を認め愛し、人を愛し、その結果人から愛されまくる人になるために必要なことを発信していきます。

今後もお読み頂ける方は、フォローをお願い致します。

他にも…
藤崎すみれの発信情報はコチラから!

◆恋愛YouTube◆


◆恋愛力トレーニングサロン◆










もし参考になったらサポート頂けますと飛んで泣いて喜びます。 頂いたサポートは、今後のコンテンツ拡大に向けて、よりよい内容をお届けするために使わせて頂きます。 よろしくお願い致します。