もし、魔法のランプがあるとしたら
子供の頃の夢は無限大だったのに、成長するにつれ現実を知るようになって、能力や経験の中で夢を決めるようになってしまう。
夢を自分で制限していないか?
もし何の制限も無いとしたら、何でも叶う魔法のランプがあるとしたら。皆さんは何がしたいですか?
そういえばよく幼稚園の卒園文集の「あなたのなりたい夢は?」の欄に書いたのは「わからない」でした。
私は幼稚園の時から周りは親の目を気にして夢に制限をかけていたのかもしれません。
他の人はウルトラマンとかアンパンマンとかお花屋さんとかパン屋さんと書いていました。
小学生になって NHKの安部みち子アナウンサーという方がとてもかっこ良くて、途中までは将来の夢の欄にNHK のアナウンサーになることと書いていました。
もともと人前で喋ることは好きではありませんでしたし、その夢もいつしか消えていました。
中学生になって同級生のお母さんが臨床検査技師だと聞いて、そのお母さんがかっこよく見えたので臨床検査技師になりたい、と思っていました。
高校の途中までは臨床検査技師になるために医学部の保健学科に進むと本気で考えていました。
高校の先生にあなたにそれは向かない、あなたにはきっと理学部が向いていると言われたのを信じて大学ではその時面白いと思っていた化学の勉強をすることにしました。
今思うと、高校の先生は私の収集心や学習欲や内省の資質に気づいて、 研究者になるほうへすすめてくれたんじゃないかと考えます。
親には、あんた先生に騙されてるよと言われました
大学では有機化学が面白いと思って入ったのに、結局学部の途中で私が面白いと思うのは有機化学ではなくて物理化学だと気づいて研究室を選びました。
私が制限を外して夢を考えてみると、小さい頃住んだところに行ってみたい、住んでみたいなということが思いついたのと、静かで太陽が当たるところに住みたい、ということが浮かびました。
もう大人にになってしまったので、すぐ制限が思い浮かんで、今住んでるところ方のほうが地震がなくて幸せだし、地震があったら津波があるかもしれない、と思い浮かびました。
その時のことはその時考えればいいんですよね。
他には HSP の人が楽に生きることができるような手助けをすることを仕事にできたらいいなあと思い浮かびました。
そして、 私の中の思考は日本国内ばっかりでとても狭いことに気づけました。
学生の時に時間を取って何度も小旅行に行きました。
蒸しパン屋さんできんぴらごぼうの乗った蒸しパンを買ったことや、天気の日に潮風を浴びて散歩したことも思い出しました。
うぐいす色の2両編成の電車にはほとんど誰も乗っていなくて、日差しが暖かくよい気持ちでした。
そして、住みたいなと思う町の賃貸や物件を探してみました。
なんだか住むことができそうです。
夢を語りたい自分を抑えない時間をつくること、続けてみます。
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