HSPを非HSPのひとに知ってもらうこと
#HSPのこと
少し前に知り合いと HSP の話題になったのですが 非HSPの人にうまく説明ができなくてもやもやしたのでここで書いてみます。
HSP はhighly sensitive personの略です。心理学的には認められている概念ですが、医学概念にはなっていないものです。
私個人としては 、HSPの人がHSPという心理学的概念があるということを知って 楽に生きるための方法がわかったらいいんじゃないかなと思っています。
HSP の概念を提唱したアーロン博士による神経学的な側面からの定義では、
以下の四つに全てに当てはまるのが HSP です。
・ 深く処理する
・ 過剰に刺激を受けやすい
・ 全体的に感情の反応が強く特に共感力が高い
・ 些細な刺激を察知する
それから HSP はどんな生き物でも全体の15から20%程度いるそうです。生き残るために必要だったのではないかと言われています。HSP の資質を生かして働いてる人もたくさんいるそうです。
人間の15から20%が HSP なら、学生の頃の40人学級の中の 8人くらいはHSPだったかもしれないです。
昨日のイベントでも話題になったのですが HSP の中でも大胆派と慎重派がいてその大胆派の人のことをhssと呼んでいます。(high sensation seeking)
HSSの方は新しい刺激を求める一方で簡単に押しつぶされてしまうという特徴があります。
例えば自分で立てた計画に圧倒されてしまったり、楽しいことを求め続けて慢性的に疲れてしまったりするそうです。
ちなみに私はHSS ではなくて HSP です。
どちらが良い悪いではなくてそういう特徴だということだけです。
私は、明るい光や明るい看板が苦手で、ちょっとした音楽もうるさく感じます。最近やっと気づいたのですが、学校に通っていた頃は学校のうるささに耐えられなく、苦しかったのではないかと思います。それから強い柔軟剤の香りも苦手です。
梅の花びらが綺麗に散るのを見て涙が出ることがあります。都会の雑踏はしんどくて居られません。
HSP の人の特徴として初めて行った場所の周りをすごくよく観察するというのがあるそうなのですが、まさに同じことやっていました。
パートナーに「今、すごく周りを観察しているね」と言われて、自分自身では観察していることに気づいていなかったということがありました。