好きなようにしています
#「好きなようにしてください」 #楠木建
最近、たった今、本当にやりたいことは何なのかと考えることが多くあります。 今していることは本当に私がしたいことなのか、心の中で「私が好きなようにする」 と呟きます。
そういえばそういうようなタイトルの本読んだなと思い出しました。
・「好きなようにしてください」楠木建 著
数年前、就職活動中だった頃に出会った本です。
当時の私は 特にしたいこともなく、かといって周りと同じように大きい企業に勤めたいかと言われたらそれは絶対嫌だと考えていました。
あと3年、博士課程に進みたいかと言われればそれはしんどいなというところでした。
なんとなく今の状況が辛くて今から抜け出したい、親から逃げたいというモチベーションで就職活動しました。
私は就職活動が始まると東京に出かけることが多かったのですがこの雑踏にもまれ続けるのは私は無理だと気づきました。
街をちょっと歩くだけでぎらぎらした広告や情報が目に入ってきて、たくさんの人がいて、少し東京に行くだけで頭痛がして疲労困憊でした。
OG OB 懇談会と称して企業が大学に来る機会があったのですが、そこで出会う企業にはどうもまったく興味がわきませんでした。
周りの先輩たちは化学系の分析をする部署に進む方が多くいました。
分析、そりゃ嫌だなと思いました。
大学では研究に使う設備を作るために図面を書いて加工を依頼することがあって、何かを作り出す仕事に興味を持ちました。
自分で形あるものを作り出す仕事がやってみたいと考えて、本当なら工学部の人が多くいるようなものづくりの世界に飛び込むことにしました。
現実世界では、安心して誰かに自分の事を喋って「いいんです」とか「好きなようにしてください」と言ってくれる人は多くは見つからなかったので、この本と対話することで私は自信を手に入れました。
この本を読んで私のしたくないことリストをノートに書き上げて就職活動に使いました。
offerBoxというサイトとリクナビを駆使して 就職活動を進めました。
まだ基本的な工学の知識はないけれども、入社してから勉強できるからいいよ、と言ってくれるような余裕のあるような会社を見つけました。
学生の時から考えると、今、やりたいことをやっています。
やりたいことをたくさんやってるのに、不満はどんどん湧き出すものですね。
今思えば学生の頃は頭がガンガン痛くなることが多く、バファリンは手放せなかったですし、人に会うたびに腹痛があったり、生理痛も酷かったですし、ものすごく体に負担のある生活をしていました。
カフェインの摂取が全く体に合っていなかったと今は思います。
最近は頭が痛くなることもお腹が痛くなることもほぼないです。
薬箱を整理していて期限切れのバファリンが出てきたので思い出しました。
私がまたこの本を読み出したということは いまよりももっと好きなように、たぶん次のステージに進みたくてこの本に背中を押して欲しいってことだと思います。
次に、進みます。