参観会シーズンに思うこと
こんにちは。
akur_uhiです。
新学期が始まり1か月が経ちました。
\参観会の時期ですね/
私も先日、小学5年生長男と高校3年生長女の参観会に行ってきました。
学校に行くと、とっても疲れるのは私だけでしょうか。
なんでかな🌀
今日は、参観会で気になったことを3つ挙げてみます。
その1 いつものことながら、廊下が大盛況
高校の参観日。学校の中に入ったところで、顔なじみの先生と娘の進路についての話になったため、私が長女のクラスの前に辿り着いたのは授業が始まって10分ほど経過したときでした。
廊下には10数人のオトナたちがいたので、私はてっきり教室に入りきれないオトナたちが廊下に溢れているのだと思いました。
しかし、教室の中をのぞいてみると、オトナは誰もいないではないですか。
クラスを持たない先生方が代わる代わる来て、廊下でおしゃべりするオトナたちに「どうぞ中にお入りください」「せっかくなので教室の中でみてあげてください」と丁寧に声掛けしているのですが、オトナたちはお互いに目を見合わせて愛想笑いをして、先生がいなくなるとまたおしゃべりを再開。
誰かひとり教室に入ればあとが続くだろうと思い、私は教室の中へ。
しかし、あとに続くオトナは誰もナシ。
授業が終わり、やれやれと廊下に出ると長女のクラスメイトのお母さんが近づいてきて私に、「ひとりでも教室の中で参観して偉いですね」と。
私は「だって、参観に来たので!」と言い返しましたが、一体何を言っているんだろうと呆れてしまいました。
家に帰り長女がいうには、授業が始まってから10分間くらいは、担任の先生が授業をしながら廊下にも気を配り、「どうぞ中へお入りください」とオトナたちに声をかけていたけれど、誰も教室の中に入ってこないので、そのうち先生は諦めて授業に集中し始めたのだと。
そういえば、私が教室に入ったとき担任の先生は「こんにちは!ありがとうございます!」と私に大きな声でいいました。私は、授業中なのに挨拶してくれるなんて随分丁寧で気さくな先生、と思っていましたが、そうか、そういうことだったのね。
娘もひとこと、「廊下のオトナたち、何しに来てたんだろね」と。
ホント、なんなんでしょう。
その2 多様性?そういうことではないと思うオトナの装い
小学校の参観会。
長男は私にとって3人目の末っ子長男。なので、まわりのオトナのみなさんは私より若い方が多いです。年齢が関係あるかと言えば一概にそればかりではありませんが、とにかくオトナのみなさんの服装がバラエティーに富んでいます。
私は、自分が子どもの頃に習っていたピアノの先生が厳格な方で、ことにマナーには厳しい方で、靴の脱ぎ方から月謝の渡し方まで細かく注意を受けました。その先生からレッスンの服装について「ジーパンはレッスンにふさわしくない。ジーパンは作業着ですよ。」と言われたことが強烈に記憶に残っています。今の時代、ビンテージデニムをあえて正装としてパーティーに出席する人もいるので、個人が「これは正装です!」といえばそれも通ることでしょうが、なにせ私はその先生の教え(?)のインパクトが強かったのもあり、授業参観にデニムを履いていくことはありません。
だからといって、昭和のお母さんたちのようにお着物やワンピースで行く時代ではないのですが、ビーサンに半ズボン(海水浴の帰り??)、ダメージデニム(膝小僧丸見え)、ニット帽(どうして室内なのに・・・)、肩やお腹が出ちゃってる露出大の丈短シャツ(若いからに合うけど・・・)で参観会はどうかな~と違和感いっぱいです。
少なくとも、先生方はそのような装いをしていませんからね。やはり学校を訪問するオトナ側もそれなりの誠意を表すべきだと感じます。
仕事をする中で私は普段、役所や弁護士、医師や地域/企業のさまざまな役職を持つ方たちと関わることが多いのですが、大事なときは、それなりの誠意ある装いをして臨場しなければ、関係性を作ることが困難です。ましてや、こちらからの提案をしに行くときなどは特に、自身の身だしなみには気を遣います。相手に受け入れほしいいならば、自身の佇まいをきちんと律して相手に挑む必要があるのです。
モンスターやヘリコプターと呼ばれるオトナたちが学校を悩ませているのは最近始まったことではありませんが、大切な子どもを大切に扱って欲しいと学校や先生に望むのならば、オトナがまずは自分たちの私語や身だしなみを含めた振る舞いを、見つめ直すべきだと考えます。
その3 PTA総会の怪
高校のPTA総会は1時間。
体育館で一斉にオトナたちが集まり、前年度の役員が会計報告のため項目をツラツラと読み上げ挙手や拍手による承認を得て、前年度が終わっと思ったら今度は議長を解任して新しい年の役員に代わり、またまたツラツラと予算案の項目を読み上げて・・・という、なんとも眠くてたまらないPTA総会。
おまけに『同窓会総会』とか『母の会総会』とかも。
忙しいオトナたちにも先生方にも良くない風習です。
それに比べ、小学校のPTA総会は進化していたのが頼もしかったです。各教室にてリモートにてPAT総会に参加し移動もないし内容もまとめられまとめられ15分で簡潔に、承認は事前にgoogleフォームで回答済み、その後の懇談会も場所を替えずに教室ででき、しかも時間は15分間で完了し、そのあと担任と話したい場合は個別に居残りする、というものでした。
古くからの慣習を替えられないことで得する人は、実はほとんどいません。だって、時代もヒトの価値観も日々変化しているから。だから、柔軟にいろいろなパターンを試せば良いし、チェンジしていけば良いのです。
同じことをやっていても必ず文句をいう人は必ずいるので、それなら新しいことを取り入れていけば良いんです。
疲れる原因は・・・
学校に行くと疲れる原因は、こんなことを感じたり考えたりするからでしょうかね。たまに行ったオトナでも1~2時間でこんなに疲れるのですから、毎日そこにいる子どもたちはいかに疲れることか。先生方も。
次は、運動会シーズンですね~。
いろいろな意味で楽しみたいものです。