#20: "Tom is as tall as Mike." 【1/2】
こんにちは!すみのふです!!
本日のテーマは「比較」です‼
英語が苦手という方でも
楽しめる内容となっていますので
最後まで読んでいってくださいね😊
さっそくですが、以下の英文👇
Tom is as tall as Mike.
皆さんなら何て訳しますか??
少し考えてみてください!!
(中学校の教科書みたいですが。。。)
では、解答を確認してみましょう!!
「TomはMikeと同じくらい背が高い」
こう訳した方、惜しいです!!
もちろんですが、この日本訳が
ぴったり当てはまる場合もあります!!
ただし、何も文脈がないのであれば
以下のような訳のほうがbetterかと思います!!
「TomはMikeと同じくらいの身長だ」
んんんん🧐??
でも、"as … as" って
『同じくらい...』って意味だよね?
"tall" は『背が高い』ってことだから、
『同じくらい背が高い』で正しいのでは?
学校ではそのように教わりますよね!!
ただし、第1例には注意すべき点があります。それは。。。
"Tom is as tall as Mike. " は必ずしも
「TomとMikeは背が高い」ということを
含意しないということです!!
ようするに!!
TomとMikeがNBAプレイヤーで
2人とも身長2mオーバーの場合はもちろん
(この場合は一般的にみて「背が高い」ですよね!!)
2人とも小学校1年生で、
120cm程度の身長しかないとしても、
第1例のように言うことができる!!
ということです。
そう考えると、 この2つのasに挟まれたtallは、
もちろん品詞でいえば形容詞なのですが
実際の意味は名詞の「(身長の)大きさ」に
あたるのかなと思います! ようするに、
「TomはMikeと同じくらいの身長(の大きさ)だ」
ということです!!
でも、、、
実際に(一般的に)身長が大きい場合に
"as tall as" を使うのは理解できるけど
身長が(一般的に)小さいような場合には、
身長が小さいことを表す "short"を使うんじゃないの?
理論上はそうですよね!
でも、身長の大きさにかかわらず、
"tall" が使われるのが現状です。
それはなぜでしょうか🧐
「(身長の)大きさ (≒ tall)」という表現は、
その大小に関して中立的です。
つまり身長が「大きい」ケースも、
「小さい」ケースも含んでいます。
一方、「(身長の)小ささ (≒ short)」という表現は、
「身長が小さい」ことを前提としています。
だから "short"ではなく "tall" を使うんです!
また、これは "tall" に限ったことではありません!!
「大きい」と「小さい」のように
対になる表現がある場合、
"as … as" の形では、通例、
いわゆる「大」側が選ばれます:
as long as, as old as, as large as etc.
要するに、いわゆる「大」側を使っておけば、
あらゆる値に対応できて便利なんです!
大は小を兼ねるわけですね!
長くなってきたので本日はここまで!!
最後まで読んで頂きありがとうございました😭
次回もお楽しみに!!
すみのふ
Ω