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#21: "Tom is as tall as Mike." 【2/2】

本記事は "Tom is as tall as Mike."【1/2】の続編です!
先にそちらをお読みいただいた方が楽しめるかと思います😊

少しだけ、前回の内容をおさらいしておきます!

"tall" "short" のように対になる表現がある場合、
"as ... as" の形では、いわゆる「大」側が選ばれます!

ex) as long as, as old as, as large as  etc.

そしてこの場合の "long""large"
「長い」「大きい」という意味ではなく
「長さ」「大きさ」といった
名詞的な働きをしているんでしたね🤔
(詳しくは、前回の記事をご参照ください!)

では本日の内容に入ります😎

実は、この「大」側の形容詞が選ばれる現象は、
"How old are you?" のような疑問文
(ex. How long …?,  How many .. ?) にも
あてはまることなんです!!
(Sleepy-sheepさんにもコメント頂きました!!)

 ようするに、"young" ではなくて
「大」側の "old" を使うことで、
年齢に制限されずに、
使うことができるわけですね!

"How young are you?" という表現は、
小さな子どもに対して
「ぼうやはいくつなの?」
尋ねる場合ならともかく、
大人相手に使ったら
皮肉やふざけているように
響く
かもしれませんね!  

これらの観察から
"as … as" "How …?" においては
 いわゆる「大」側の形容詞を使うのが
一般的で、 その場合、形容詞は実際の値に関して
中立的であるということがわかりました!!
そして、この場合の形容詞は、
名詞っぽい働きをしています。
(ex. 「大きい」 ではなく 「大きさ」)

 日本語で考えてみると
「大きさ」という表現には
「大きい・小さい」の制限はありません。
一方、「小ささ」という表現には
「小さい」という前提があります。
これと同じですね!!😊


それを踏まえて、以下の画像をご覧ください!!
Appleのサイトをスクリーンショットしたものです🍎

スクリーンショット 2020-10-15 19.36.34


ここで注目すべきは「軽さ」という表現です。

 「軽さ」というのは「重さ」と対の表現で、
いわゆる「小」側の表現です。
つまり、「軽さ」という表現には
「軽い」という前提がある訳です!!

 ようするに、、、
「軽さ」という表現を用いることで
「重い」というイメージを排除して
「軽い!」ということを強調できるんですね!

 MacBookAirは、その商品紹介の際に、
スティーブ・ジョブズが封筒から出したように、
まさに、薄くて軽いPCなわけですから、
ぴったりのキャッチコピーですよね!

いかがでしたでしょうか😊
こうして記事を書いていると、
つくづく言葉って面白いな〜と思います!

最後まで読んでいただきありがとうございます✌️

すみのふ

Ω

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すみのふ
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