#13: 「定」か「不定」か
こんにちは!
すみのふです😎
梅雨も明けて
いよいよ夏本番って感じですね!
(コロナの影響で
どこにも行けないけど😭)
皆様はいかが
お過ごしでしょうか。
さっそくですが、本日のテーマは
「不定冠詞 (a/an)」です!
そもそも冠詞自体、
日本語にはありませんから
中学校で習いたての頃は
つけ忘れてしまうことも
多かったのではないでしょうか。
私も、何度も注意されていました😂
(中学時代懐かしい!!!)
それでは観察を始めていきます!
最後まで楽しんでいってくださいね✌️
冠詞について
冠詞(a/an/the)に関して
多くの方が以下のように
教わってきたかと思います。
私もそうでした!
数えられる名詞(=可算名詞)を
単数形で用いる場合には、
基本的にa/anを前につける。
ただし、既に話題にあがっていて
聞き手(/読み手)が特定できる名詞に関しては
a/anの代わりにtheを用いる。
前者を不定冠詞、後者を定冠詞と言う。
ex) There is a book on the table.
(テーブル(=定)の上に(1冊の)本(=不定)があるよ)
簡潔的で分かりやすいですよね!
大半の方が納得できる説明なのでは
ないでしょうか。
では、少し深堀りしていきましょう🤔
定か不定か
不定冠詞(a/an)は、その名のとおり
聞き手(/読み手)が特定できない名詞
つまり、新情報的な名詞につきます。
だから「不定」冠詞なんですよね!
これに関して、個人的には
「聞き手(/読み手)が特定できない」
という点が特に重要だと
思っています!
つまり、「定」か「不定」かは
「聞き手(/読み手)側から見て」
の話なんです!
『だからなんだよ!すみのふ!!』
では具体例を見ていきましょう🤔
ex) I would like to be a doctor.
(私は医者になりたい)
この場合の"a doctor"は、
漠然と「医者」を表しており、
具体的な1人の医者を
思い描いている訳ではありません。
もちろん聞き手(/読み手)にとっても、
話し手にとっても「不定」な訳です。
まさに、不定の中の不定といった感じです!
では、以下の場合はどうでしょうか。
ex) I called a doctor for that old woman.
(私はその老婦人のために医者を呼んでやった)
この場合も先程と同じ
"a doctor"という名詞句が
用いられていますが、
1つ目の例とは質が違うことに
気づくかと思います。
この場合の"a doctor"は、
具体的な1人の医者を指しています。
実際に医者を呼んだわけですから
世界中で1人に絞られますよね!
もちろん不定冠詞を用いて表しているので、
聞き手(/読み手)にとっては不定ですが、
話し手は1人の医者を頭に思い浮かべて
発話をおこなっているわけです🤔
『確かに!』
『「不定」にも2種類あるね!』
とは言っても
結局、最初の冠詞の説明には
なんの間違いもないんですけどね!
少し違った視点から
冠詞を観察してみる回でした😎
最後までご覧頂きありがとうございました!
すみのふ
Ω