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#6: "ことば"のあり方

2020年。

新型コロナウイルスの影響により
私たちを取り巻く環境は大きく変化しましたよね。

Web会議やオンライン授業が当たり前となり
マスクをしていないのが
失礼なこととして認識されるようになりました。

そんな中で
"ことば"のあり方
変わってきたように感じます。

個人的に、
最近メールやLINEでのやりとりがかなり増えましたが
「やっぱり文字だけで何かを伝えるって難しいなー」
と改めて実感しています。

特にビジネスシーンだと
否定辞の位置や文の区切りによって
多義的になってしまっていないかなど
かなり神経を使いますよね。。

しかし
文字だけで何かを伝えるのって
どうしてこんなにも難しいのでしょうか。
(普段からnoteで記事を書かれている皆様なら
お分かりいただけると思います!
)
会って話せば簡単に伝えられるのに!


私が思うに

ことばは「文字通りの意味」+ αの意味を持つから

ではないでしょうか。


Rolandさんが仰っていました。

『俺か、俺以外か。』

カッコ良すぎますね😎

しかしよく考えてみてください。
これって本来は情報価値がない文ですよね!

だって全人類(U)から「俺(=Rolandさん)」(A) を除けば
残りは「俺以外」(Ā)なのは当然のことだからです!
(数学の授業で習いましたよね🤓)

例えばシャーロック・ホームズが

「犯人はあなたか、あなた以外です!」

なんて言ってたら
「いや。そりゃそうだろ。」
となってしまいます!


ですが、もちろん
ローランドさんが
数学の話をしているわけではない

ということは誰もが分かっていますよね。

このように
ことばは「文字通りの意味」+ αの意味を持つんです!
だから難しい。

技術の進歩が目紛しい現代では
AIも言語を話すようになりつつあります。


しかし
それは本当に
人間が使うことばと同じなのでしょうか。

日本語の「大丈夫」にはいくつもの意味があり
私たちは巧みにそれらを使い分けていますよね。
Siriにはその違いが分かるのでしょうか。

喧嘩をした時に言われた
「もういいよ。」
本当は全然よくないのに。
アレクサにこのニュアンスは伝わるのでしょうか。

このことばが持つ微妙なニュアンス
今のところ、(かろうじて)
コンピューターには理解できない
0と1だけでは表しきれないものだと
私は思っています。

だからこそ

ツールとしての言語ではなく
人間らしさとしてのことばを見つめ直す

そんな必要があるのではないでしょうか。


真面目な話だってできるんだぜ😎って
カッコつけたいすみのふでした!

最後までご覧頂きありがとうございました!


すみのふ

Ω

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