#19: 金星
こんにちは😊すみのふです!
今日は英語の話ではありません!
突然ですが、皆さんは
ELLEGARDENという
日本のロックバンドを
ご存知ですか?😊
(愚問ですよね。。)
私が紹介するまでもないくらい
ものすごく有名なバンドですので
ご存知の方も多いはずです!
ちなみに私ごとですが
2018年の復活ライブに
行くことができました!
奇跡です😭
そんな彼らの楽曲のひとつに
『金星』という曲があります。
(言わずと知れた名曲ですね!)
その曲の冒頭はこうです:
"最後に笑うのは正直な奴だけだ"
この冒頭のフレーズに関して
YouTuberの「ミルクティー飲みたい」さんが
次のように言及しています:
どうして細美さん(ELLEGARDENのVo.)が
"最後に笑うのは正直な奴だけだ"と
歌う必要があるのか。
それは、実際の世の中はそうではないから。
本当に"最後には正直な人間が笑える"ような
世の中ならば、こんな歌を作る必要はない。
だから逆説的に捉えて、最後に笑うのは
正直な奴だけ"であってほしい"という
理想を歌っているのだと思う。
☞ ミルクティー飲みたい さんの動画より
素晴らしい考察です!😭😭😭
私もまさにその通りだと思います!
"ことば"というのは
誰かに何かを伝えるためのもの。
歌詞もアーティストから私たちへの
メッセージですよね!
"何かを伝える必要がある"ということは、
相手にとって価値のある情報を提供する
ということです。
相手が既に知っていることや
当たり前のことだったら
伝えてもあまり意味がないですからね!
例えば、
「実は、北海道って雪降ったことあるんだよ!」
って言われたら
皆さんはどう思いますか?
多くの方は
「当たり前だろ!」
って思いますよね。
そうなんです!
この記事を読んでくださっている
多くの方にとって
「北海道 = 寒い = 冬には雪が降る」
というのは当然のこと、
つまり旧情報的であり、
上記の文の情報的価値は
かなり低いですよね!
(北海道が寒いということや、
寒いと雪が降るということを
知らない方なら別ですけどね!)
では以下の場合はどうでしょうか。
「実は、沖縄って雪降ったことあるんだよ!」
北海道が沖縄になるだけで
かなり印象が変わりませんか?
この場合
「沖縄 = 暑い = 雪は降らない」
というイメージが強いため
「沖縄でも雪が降る」
ということが新情報となり
情報的価値が生まれるんですね!
(もちろん、当該事実を
知っている方にとっては、
情報的な価値は低い文ですが)
話が少しそれましたが
『金星』の冒頭の歌詞にも
似たようなものを感じます!
もしも世界中みんなが幸せだったら
the Beatlesは愛と平和を訴える
必要はなかったかもしれません。
Banksyのグラフィティアートは
悪意のある落書きだと
見なされていたことでしょう。
これと同じように、
『金星』という曲が
私たちの心に響くのにも
逆説的な意味合いが
あるのではないでしょうか。
本意は分かりませんが
ELLEの細美さんも
"正直な奴だけが笑える世の中であってほしい"
という希望を込めて
この歌詞を書いたのではないかなと
勝手に思っています😊
いろいろ考えを述べてきましたが
結局私が言いたいのは
ELLEGARDENが最高ってこと!
(☝️当然のことなので情報価値ゼロ)
では!
☞ ELLEGARDEN Official
☞ ミルクテー飲みたい さんのチャンネル
すみのふ
Ω
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