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#29: 「静」 と 「動」
こんにちは!! すみのふです😊
引っ越したてで、まだデスク周りが整っていないので
ダイニングテーブルからお届けしています🍽
今日の内容は、
本当に "深堀り" ではありません!!
普段の記事では、役立つ情報を発信していませんが
今日の記事は違います!!
すごく役立ってしまうかもしれないので
中高生や英語初学者の方々も
ぜひ最後まで読んでいってくださいね😊
早速ですが。。。
皆さんは、以下の英文が
それぞれどんな意味なのか分かりますか?
(簡単すぎるかもしれませんね)
a) He was angry.
b) He got angry.
※ もちろん、文脈によっては、ほとんど違いがないような場面もあります。
答えは次のようになります:
a) 彼は怒っていた。
b) 彼は怒った。
まずは a) に関してです!!
be動詞( = 本文中では "was" )は通例
その後ろに補語( = 本文中では "angry" )をとり
「〜(の状態)だ」という意味で用いられます。
ですので、上記のような訳になるわけですが
ここで注目すべきは、a)が表しているのは
「(過去の)状態」であるということです😎
続いては b) に関してです。
まず、この場合の "got (< get)" は
「〜を手に入れた」という意味で
使われている訳ではありません。
be動詞と同様に、その後ろに補語をとり
「〜(の状態)になった」という意味で用いられています。
したがって上記のような訳になりますが
ここで注目すべきは、b) が表しているのは、
「(過去の)動作」、正確に言えば、
「ある状態から別の状態への変化」
(怒っていない状態 → 怒っている状態)
であるということです。
ここまでを図にしてみました!! こんなイメージ👇
ではこのイメージを忘れないうちに次にいきましょう😊
読者の皆さんは、
"be interested in 〜" というフレーズを
目にしたことはあるでしょうか。
学校英語でも必ず出てくる表現ですので、
知ってる!! という方も多いのではないでしょうか。
一方、"get interested in 〜" ではどうでしょうか。
"be" が "get" になっただけですが、
かなり認知度が落ちるのではないかと思います。
なぜかというと "be interested in 〜" を
"be" + "interested in 〜" ではなく
1フレーズで覚えているからです!
本当は「ア・カペラ」なのに
「アカペラ」と認識しているのと同じです笑
では、先ほどのイメージを元にいきましょう!
「be動詞 = 状態」 で 「get = (状態)変化」ですので
以下のようになりますよね😊
be interested in 〜 👉 〜に興味を持っている, 興味がある
get interested in 〜 👉 〜に興味を持つ, 興味がわく
つまり、(少し難しい話をしますが)
"be interested in 〜" を
ひとつのまとまりとして覚えるのではなく
be動詞 + 補語( = interested in 〜 ) として覚えましょう!
というお話です!!
すると、be動詞は「〜(の状態)だ」という意味ですので
状態っぽく訳して「〜に興味がある」となるわけです。
一方、"get interested in 〜" の場合も同様に
get + 補語( = interested in 〜 ) として考えると
getは「〜(の状態)になる」という意味ですので
「〜に興味を持つ, 興味がわく」となります。
いかがでしょうか!!
"be" と "get"
それぞれのイメージが分かっていれば
あとは簡単ですね!!
よく目にするフレーズ、
例えば "be used to 〜ing" はbe動詞だから
「〜することに慣れている」
一方 "get used to 〜ing" は
「〜することに慣れる」です。
簡単!!
いかがでしたでしょうか!!
中学生も読めるように、できるだけ簡単に書いたつもりなのですが
難しかったらごめんなさい😭
では、本日は以上です!
最後まで御覧いただきありがとうございました😊
※
冒頭にも書きましたが、必ずしもこのような違いが生まれず
ほとんど同じ意味・ニュアンスで使用される場合もあります!!
リスニングや長文問題では特に意識する必要はないかもしれません。
ですが、ライティングやスピーキング、つまりアウトプットの際に
上記を明確に使い分けているのは、(小さなことかもしれませんが)
(個人的には) すごくポイントが高いと思います!!
ネイティヴや英語が堪能な方が見たときに
「こいつ分かってるな〜」と思わせられるかもしれません笑
※
"be" と "get" は常に交換という訳ではありません。
例えば、"be going to 〜" の "be" は "get" と交換できません。
つまり、 "be going to 〜" は3単語で1つの機能語であるということです!!
すみのふ
Ω
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