HSS型HSPと自己表現
HSS型HSPの心理カウンセラー まつりです。
薬剤師を25年 心理カウンセラーを10年やっています。
HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、
自己実現に取り組むプロセスを記録しています。
昨日はゆっくり休んだので今日は動けています。
こんな時に調子にのって刺激を浴びすぎると
またすぐに疲れてしまうので配分が大事
無意識に無理をして、あとで体が動かなくなって気づくと言う謎のサイクルに振り回されて40年以上…
性格かと思っていたけど脳の機能が違うって分かってから
すごい楽になった。
HSPを世に広めてくれた人すべてに感謝しています。
HSS型HSPの私にとって刺激を調節するのって難しい。
だって「今、この瞬間!」って集中している時はドーパミンやらアドレナリンやらがドッカンドッカン湧いてきてダダ洩れ
だって楽しすぎるから止められないんだよ!
これが「過集中の原因」なんですよね~
分かってるんですよ。
脳内の神経伝達物質(いわゆる元気玉、興奮玉、幸せ玉、不安玉、恐怖玉)の分泌が極端だって話。
自分がこの上なく複雑だから人のことまでなかなか気がまわらない。
さりげなく人のことを見ている人ってカッコイイなぁと思うし、あこがれる。
だけど私の場合、人のことを見ていたら自分が大変なことになってしまう。
人生で子供は欲しかったけど、この気質ゆえ、子育てをしなかったのはある意味、自分に優しい選択をしたのかもしれない、なんて最近は思ったりしている。
今年の2月にオンラインの絵画教室に入ったんだけど
教室を主催しているセクシー先生(←単なる私の好み)は絵の描き方を全く教えない。
上手くなる技術を習いたいならよその教室に行ってくれ、と言うスタンス
じゃあ何を教えてくれるの?と言うと、
創造性を発揮するための具体的なノウハウ。
セクシー先生曰く、誰でもやり方さえつかめば独創的な絵が描けるそう。
うまく描かなきゃ!と正解を探すから描けなくなるそうだ。
考えた絵と創造した絵は先生が見たら一発で分かるらしい。
月に1度の先生とのオンラインの個人セッションでいろんなことを教えてもらう。
私は薬学部と言う頭のかた~いところで学生時代を過ごしたものだから先生の話はとても新鮮で聞いていてワクワクする。
本当はアート系の学校に通いたかった、って言うまつりちゃんの願いが密かに叶っているのだ。
先生曰く
「自己表現をするには表現できる自分を作らないといけない」そうで
ロシアの劇作家・チェーホフも同じことを言っている。
私は3歳くらいから本当の自分を脇にやり、適応するための良い子キャラを演じて生きてきたから、自己表現はすごくハードルが高かった。
表現できる自分を作るまでに15年もかかった。
心療療法がそれを助けてくれた。
もし勉強していなかったら未だに本当の自分を表に出さずにいただろう。
そして何となく消化不良で人生を終えていたかもしれない。
私にとって自分理解は他人理解でもあった。
他人理解は人間理解でもあった。
人間理解は人生理解につながった。
15年かけて表現できる自分を作ったからこそようやくスタート地点に立った
今はそんな気分なのです。