2021/3/6(Sat.) すみいきの存在意義
すみかわいきもの調査隊の立ち上げを決めてから2ヶ月以上が経過した。
まだまだ認知の度合いは低いものの、「一体どんな活動をするのか?」といった問い合わせはパラパラと寄せられるようになってきた(アメリカ・アイルランドからのHPアクセスがあったことは驚き😲)。
"直接自然体験"や"都市環境における自然環境の保全"といったことを大きなテーマとして掲げ、個人的な想いを共有していたのがこれまでだったのだが、先日実施された環境省主催の「生物多様性とライフスタイル~新しい日常に向けてわたしたちができること~」のシンポジウムに参加したことで、すみいきの活動に関する根拠ある付加価値を見出すことができた。
特に、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授の曽我昌史先生の講演内容から、今後すみいきの活動を進めていく上での重要なヒントをいただいたように思う。
講演内容を振り返ったり、紹介された複数の論文に当たっていく中で、
今後、世界人口の多くが都市環境で生活を行うようになり、多くの人々が自然との直接的なふれあいの機会を失う。こうした自然との関係の希薄さは、私たちの健康や認知機能にも大きな影響を及ぼす。
といったことが、エビデンスに基づいて整理されていることを認識。ようやっと教科書に書かれている"生態系サービス"について自分の中で理解を深めることができたように感じている。
翌月4月の活動開始を前に、すみいきの存在意義について再考できたのは大きな大きな一歩だった。
Living in harmony with SUMIKAWA nature.
すみかわ生き物調査隊HP
▶︎https://sumiikiresearchers.wordpress.com/
※調査隊員随時募集中!(Home下部、Event中段より)