2022/7/27-29 すみかわむしとり合宿2022レポート
昨年は3名の参加だったむしとり合宿。
今年は倍の6名での活動に‼️
また、高校生のお兄さんお姉さんにもボランティアを依頼したことや、日程も2日間から3日間に増やしたことで全体的にボリュームアップしたプログラムとなりました😄
夏らしい天候に恵まれ、3日間むしとりに没頭した人たちの活動の記録です📃
「初めまして」が多い環境で最初から自分を発揮できる人ってそれほど多くありません。
むしとり合宿2022もそんな感じのスタートでした👀
高校生ボランティアのみんなも参加者のみんなも緊張&モジモジの自己紹介。
少し重い雰囲気のまま、虫かご虫あみを装備してフィールドに向かいます🚶
キャンプサイト周辺、釣り堀池周辺でのトンボ採集でまぁまぁ温度が高まります。
そんな中、チームのテンションがピークに到達したのはセミの存在‼️
たくさんカラスが木に止まっており、「何だろなー」と観察していたところ、飛んでるセミを狙って空中でうまく捕まえてるのです🦅
音もなく飛ぶセミの姿をしっかりと追い、「パクッ」と加えて枝に着地。
周囲のカラスを見ると、だいたいセミをくわえとる‼️😅
セミを狙うのはカラスだけではなく、我々もでした。
最初の1匹を奪い合うジャンケンは、みんなかなり気合入ってました🤓笑
(2日の採集活動を通して多分全員1匹はセミあたりました👁)
セミのおかげでチームの空気が確実に暖まり、その流れのままDAY1のメインであるトラップ設置のために森へ。
昨年度同様、ホールトラップとバナナトラップを設置しました。高校生ボランティアのみなさんが、子どもたちに指導していました!
DAY2の活動は、自分の標本箱の埋まり具合をイメージするところから活動が始まります。
2種のトラップで採集できた昆虫はシデムシ4匹のみ...。
バナナトラップ1つがまるまるなくなっていたこともあり、紅櫻にいるアライグマの仕業か!?とも思うのでした。
※ちなみに、今年度秋口に向けて夜間の動物行動を記録する装置を準備予定です。まずはアライグマ観察からスタートか!?
トラップ回収後はフィールド内自由散策です。
トンボを採りたい人、セミを採りたい人、バッタを取りたい人、ハチを採りたい人。
それぞれ思い思いに過ごしていました‼️
DAY2の最後にも、もう一度標本箱の大きさをイメージしてもらいました。
入り切るだけの虫をとったのか?スペースは埋まりそうか?など、最後の最後までむしとりに没頭していました😁
合宿最終日は昨年同様、澄川南福祉会館をお借りし、標本作りのプログラムでした🅿️
①標本箱を作る!
②昆虫標本を作る!
・「展足(てんそく)してみよう!」
・「展翅(てんし)してみよう!」
③標本ラベルを作る!
④標本箱に標本を入れる!
上記の4段階のうち、3段階目までをみんなで進めました。
※④はお家での作業です。
はじめにも書いたように、今年度は3日間日程でプログラムを実施しました。
結果として、“合宿”感は非常に大きくなったように思います。
1日目よりも2日目、2日目よりも3日目に確実にみんなが仲良くなっていく様、お互いを承認しようとする姿勢を感じ取ることができました。
むしとり合宿を実施するに際して、隊長として確実に意識していたことは以下の2点。
①昆虫採集を通じた直接自然体験機会の創出
②昆虫標本製作スキルを持つ人材の育成
次年度設計時には、
③プログラムを通じたコミュニケーションスキルの醸成・チームビルド
のような視点を付していきます。
そのためにも宿泊プログラムが必要なのかも...。
解散時、参加者同士で「次はいつ会えるの?」という声が聞こえてきたのは、純粋に嬉しいことでした😆
むしとりを通じて、横のつながりが生まれたこと、そしてそこに“地域の関係人口の1人”として関われたこと、非常に嬉しく思います。
高校生のボランティアスタッフの皆さんも大活躍でした。
7/25・26は新陽高校の敷地内でトレーニング。
翌7/27からすぐに実践、という過酷なスケジュールの中、スーパーフレキシブルに対応下さいました。
多分、僕からの「高校生のお兄さんお姉さんに聞いてごらん」という言葉にビクビクしていたのではないでしょうか?😅笑
なにはともあれ5日間、よくサポートくださいました。本当にありがとうございました‼️
さて、すみいきは繁忙期の7月を終え一旦夏休みに入ります!
次回みなさんとお会いするのは、8月20日(土)の定例(予定)です^_^
今年はお盆過ぎも暑い予報が出ていますので、まだまだフィールド楽しめそうです🌞
詳細確定後にお知らせいたしますので、ぜひご参加くださいね♪
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