インプットの効果を最大化するための「経験」という前提条件
昨年10月ごろから、「インプットの自動化」をテーマに掲げて、いくつかのことにトライしています。
こんなサービスを作ってみたり、
所属するコミュニティ内で、自分が学びたいことを学ぶためにイベントを立ち上げたり、
その他、インプットやアウトプットに関する僕の考えを、noteにちょくちょく投稿しています。
とはいえ、もっと色んなことを吸収したいし、自分一人では不可能なので、勉強会なるものにも参加するようにしています。
その一環として、今夜 #広報の集い という広報担当者が集まる勉強会に参加してきました。
すごく勉強になって、Notionのメモが捗ったわけですが、「なぜ勉強になっているのか?」とふと考えてみたんですね。
その結果、「僕自身が広報をやっているから」という至極当たり前にたどり着きました。
これこそがインプットの真髄だ、と感じたので今日はその話を。
✍
一応、ここまでの社会人生活で広報担当だったことがあります。
プレスリリース自体は3年前くらいから書かせてもらっていますし、前職では主に広報を担当していました。
ここで”一応”と書いたのには意味があって、独学(と言えないくらい浅いインプット)でずっと広報活動をしてきたので、全然自信がなかったんです。
一応広報の役割を担っているし、アウトプットもあるけど、果たして自分は広報と言えるのだろうか?と。
✍
また、現在取締役を務める株式会社しもズブでも、広報的な動きをすることにしました。
僕はメディアには出ないけど、代表を、そしてしもズブを色んな人に知ってもらおうと思い、裏で動き回る役割を自ら課しました。
(かつ、僕の個人事業でも広報支援のようなことをやる予定です)
というわけで、今回の勉強会に参加したわけですが、僕自身が広報担当者であり、なんちゃって広報の経験があったから、「そういうことだったのか!」という後追いの発見が多くあったのです。
✍
この出来事を深堀りすると、「経験があったから質の高いインプットができた」と考えることができます。
僕自身の経験や立場と照らし合わせて、「AのケースではBとすればよかったんだな」「Cのケースが訪れたときはDという方法を取ろう」と、必ず行動とセットでインプットができるわけです。
仮に、過去の経験が粗々だったとしても、インプットによって表面が磨かれ、それが自分自身のレベルアップにつながる。
そんなことを実感できた機会となりました。
✍
という気づきから、これまで参加してきた勉強会やセミナーのことを思い返すと、その内容は大体抽象的です。
それは当然で、立場もバックグラウンドも異なる複数人に同じことを伝えるには、抽象的にするしかありません。
だから今回も、質の高い抽象的情報だったように感じています。
と考えると、「具体」は自分で持っておかなければならないのですね。
つまり「経験」です。
具体例は自分自身の経験から探せ、ってことだと思いますし、その方が自分のインプットとして100点になるでしょう。
✍
あくまで僕の中だけですが、インプットの効果を最大化するには「経験」という前提条件が必要という法則が生まれました。
「やってから考えろ」という言葉は、インプットの観点から考えても正なのかもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?