自分が幸せであることが、結局皆を幸せにする
「他人は自分の鏡である」
この言葉は、友達から聞いて印象に残っている言葉です。
「自分が機嫌がいいと周りも機嫌がいい」「自分が機嫌悪いと周りも機嫌悪い」という意味で、自分がどう生きるべきかを考えさせられるいい言葉だと思っています。
上の例でいうと、「自分が機嫌がいいと周りも機嫌がいい」状態のほうが良いに決まっています。
では、「自分が機嫌がいい」とはどういうことなのか?
それは、自分が「楽しい!」とか「幸せ!」とか前向きな感情を抱いているときです。
幸せだと思って生きている人と、その反対の人とでは、雰囲気から違って見えますよね。
今回、この「自分自身の機嫌を良くする」ための「自分自身が幸せに思う」ことについて少し考えてみました。
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最近、人と話すとき(主に職場外)に、「何してる時が一番楽しいですか?」という質問をよくしています。
その理由としては、僕自身が「楽しい」という感情を絶対に大事にすべきという考えだからです。
「楽しい」という感情が自分を突き動かすから。
その質問に対し、色んな回答があります。
・飲んでるとき
・旅行
・スポーツ
などなど。
ちなみに、僕なら「メモ帳に何かを書いているとき」と答えます。
気持ちを文字に表すのめっちゃ好きなんです。
僕のことは置いといて。
「何してる時が一番楽しいですか?」という質問に対して、一番印象に残っている言葉がこれでした。
「仕事です!」
なんだと…。
そう答える人に出会ったのが今までで初めてだったので、結構な衝撃でした。
その人はデザイナーさんです。
元々デザイナーになりたくてキャリアを積み、やりたかったことを今できている喜びに溢れているようです。
与えられた仕事をテキパキこなして「早く次の仕事欲しいなー」と期待していたり、休みの日も街中の色んなものにアンテナを張って「自分ならこうしたい」と思考を巡らせていると言っていました。
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それを聞いて僕はこう思いました。
「この人かっこいい!」
自分のやっていることに誇りをもって、かつ毎日をワクワクして生きている人を目の当たりにして、率直にこう思ったのです。
そして、そういう話を聞いて、心が躍っている自分がいることに気づきました。
「自分は今幸せに生きています」という人のおかげで、なんだか僕も幸せな気分になっていました。
これが、「他人は自分の鏡である」という言葉の神髄だな、と思いました。
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この出来事から、自分はどういう姿で在りたいかを考えるようになり、
その答えの一つとして、
自分が幸せであることが、結局皆を幸せにする
という言葉が浮かんだわけです。
今置かれている環境に文句や不満を垂れたり、不当な扱いを受けることもあるでしょう。
自分がやりたくないこと、できないことをやっていると文句の一つも言いたくなります。自分じゃどうしようもできない壁もあります。
そこで、考えるべきは「自分が幸せかどうか」。
やりたいことのためなら、なりたい姿のためなら苦労や努力の過程も幸せだと思えるでしょう。
苦痛の先の快楽が想像できるからこそ、苦境でも頑張れるわけです。
だから、目の前のことに対して"できるかどうか"ではなく"やりたいかどうか"という視点が必要だと思いました。
それも、「自分が幸せである」ために。
周りを照らすためにも、まずは自分自身を照らしてあげましょう。
そのために、どういう状態なら自分が幸せなのか考えていきましょう。
自分に言い聞かせる意味合いも含めて、以上の言葉で〆させていただきます。