「自分の将来像が言語化できていない状態」すら楽しみたい
人は常に3つの時間軸を意識して生きています。
過去、現在、未来の3つです。
過去に起こったことが常に頭にチラつき、未来の自分や世の中をイメージした上で、現在の自分が何かをしている。
他の動物はどうなのか知りませんが、物心がついた人間はきっとこうでしょう。
過去、現在、未来それぞれへの熱量や解像度には個人差があるでしょうけど。
過去に起こったことは、変えることはできません。
解釈は変えられますが、事実が変わることはありません。
現在、今この瞬間も0.01秒後には過去になるし、無意識の領域に入っていると思うので、これも多分変えられません。
唯一未来だけが変えられるし、まだ確定していませんね。
過去、現在、未来の3つの時間軸のうち、未来だけが持つ特性です。
では、その未来は人それぞれどう描いているのでしょうか?
明確に描いて逆算して生きている人も、あまり考えずに流れに身を任せて生きている人もいるでしょう。
人によって違っていいと思うのですが、ことビジネスにおいては「ミッション・ビジョン(・バリュー)」が大事とされています。
要するに何の目的でビジネスをしていて、どういう姿を目指しているのか?ということです。
会社経営においては本当に重要で、その重要さは僕も腹落ちしています。
なのですが、僕自身の将来像については、ぼんやりしている部分が多いのが正直なところ。
会社経営の方針はある程度は決まっているものの、「絶対に変えない」というものではないし、会社のことも自分のことも言語化できていない部分はまだまだある気がしています。
その状態であることに、最近焦りを感じていたのですが、今日ふと吹っ切れました。
将来像が言語化できていない今の状態を楽しもう、と。
まだまだ自分が変われる証拠だし、天井にはまだまだ達していないということだから。
想像していない姿になれるのも、人生の醍醐味の一つだと思うので、それに期待して過ごそうとふと思いました。
「自分の将来像が言語化できていない状態」すら楽しもうと思います。