生きるという最大の欲望
生きる。
この行為は、簡単に見えて実に難しい。
物理的な意味で生きることはもちろん難しい。
明日生きてる保障なんてどこにもない。
突然大地震が来るかもしれないし、家の前に通り魔がいるかもしれないし、餅を喉に詰まらせるかもしれない。
普段気づいていないだけで、死ぬ可能性なんていくらでもある。
生きるって、結構リスクと隣り合わせ。
でも、幸いなことに今日も生きてる。
何も意識しなくても、今日がやってきた。
本来、すごく幸せなことだろう。
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今回書きたいのは、もっと深いところについて。
「生きてる」か「生きてない」かの違いについて。
これだけ幸福になれる選択肢の多い日本で、笑って生きている人とそうでない人の両方がいる。
たくさんの希望を唱えて生きている人もいれば、不満を漏らして生きている人もいる。
この違いは何なんだろうか。
自分の人生を生きてるか、何者かに生かされてるか、もしくはそのどちらかわからないか。
その違いだと思った。
自分の意志を持って生きている人は、どんな状況になっても笑顔を大切にする。
一方、他人から何かを強いられて生きている人は、どんどん笑顔を忘れていく。
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27年間の人生で、僕は色んな人を見て、僕自身も色んなことを感じた。
一番思うことは、
「自分の人生を生きたい」。
東日本大震災を経験して、
生きるという欲望が芽生えた。
突然終わるかもしれない自分の人生。
何の抵抗もできずに強制終了するかもしれない自分の人生。
誰かに強いられて生きるのなんてまっぴらゴメンだ。
自分の目の前のことは自分で選択して、自分の人生を歩んでいきたい。
それが、僕の生きるという答え。
そんな僕だって、暗い顔になるときもあるし、不満の一つも漏らしたくなる。
そういうときは、「それはお前の生きたい人生なのか?」と問うようにしよう。
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生きるという最大の欲望を持っていれば、
自分の人生を歩むことができる。
せっかく、生きるという難しいことをしているのだから、
自分の意志を宿して生きていきたい。
そう思える人が、一人でも多く増えてくれると嬉しい。
生きてるか生かされてるのか
分からないような生き方を
撃ち抜こう
7th Trigger/UVERworld