何か得たつもりで、何も得ちゃいなかった
2018年の振り返りとして、このnoteを書きます。
僕にとって、2018年は本当に大きな一年となりました。
今年が始まったときは本当に心がどん底に沈んでいて、笑いも怒りもできない無機質な生き方をしていたように思います。
「このままではいけない。何かを変えなきゃいけない。」
そう思ってnoteを始めたり、なかば抜け出すようにして職場環境を変えてもらったり、新たな命題を見つけ転職したりして、自分のやりたいことに限りなく近いことができるようになりました。
このnoteを通じて存在を知った人もたくさんいますし、じぶんメディアを持つことの楽しさを知ったし、何より自分の感情を表現する場所が見つかりました。
noteに出会えて本当に良かったと思っています。
また、僕のやりたいことはメディアだと気づき、転職するに至ったのもnoteがきっかけかもしれません。
現場監督をやっていた僕は、今は編集者として毎日文章とにらめっこする生活です。こっちのほうが僕は楽しいです。
仕事以外でもライターとしてイベント案内文やクラファンページ、プレスリリースなど、いろんなものを書かせてもらいました。
また、故郷愛媛のためのプロジェクトに参画したのも今年でした。
今の自分は、2018年に出会ったもので全て埋め尽くされています。
人生が激変した大きな一年で、確かな手応えを掴んだ一年でもあります。
しかし、新年を間近に控えた今、僕が感じているのは全く逆の想いです。
何か得たつもりで、何も得ちゃいなかった
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簡単に2018年を振り返ってみました。
今年は、今までとがらりと違う人生になり、昨年末には全く想像できない自分であることは間違いありません。
メディア業界にいることも、今の自分の周りにいる人たちと出会えたことも、全く予想できませんでした。
変化に富んだ1年で、それだけ自分が前に進んでいる気がするのですが、それが脆くも崩れ去ったのがこの12月でした。
上のツイートにも書いている、UVERworldのライブです。
12月は、3本のライブに参戦しました。
12月21日 横浜アリーナ(男祭り)
12月25日 日本武道館(Xmasライブ)
12月31日 マリンメッセ福岡(年越しライブ)
僕は、本当にUVERworldが好きで、全てを差し置いてUVERworldのライブに参戦するようにしています。
特に12月21日は、Yahoo!ニュース、Exciteミュージックなど、大手メディアよりもはるかに早くレポートを投稿しました。
大手にはない早さが持ち味です。(ベンチャー企業が言いがちなセリフである)
3本ともめちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃアツくなったのは紛れもありません。
ですが、真っ先に湧いてきた感情は「悔しい」だっだのです。
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この動画の、2分40秒あたりから見てみてください。
TAKUYA∞さん、いつもあんなテンションでステージに向かっていくんです。また、ステージではさらにテンションを上げて強烈なメッセージをファンに突き刺していくんです。
ライブに全力を注いでいるのが感じ取れます。
毎日10km走るのも、お酒飲まないのも、グルテンフリーも、卵と乳製品を摂らないのも、カフェイン摂らないのも、全部ライブのためなんです。
だから、UVERworldのライブパフォーマンスは本当に度肝を抜かれます。
UVER好きの友達がいたら、DVDを借りてぜひ見てみてください。
そんなUVERworldのライブを12月に3本見て、観客席にいる僕はこう思っていました。
「なんであんなに全力でできるんだろう?」
「なんであんなに楽しそうにできるんだろう?」
「なんであんなに自信満々なんだろう?」
心の底からライブを楽しんでいる様子がわかり、僕は悔しくなったのです。
自分のやりたいことを突き詰め、全身全霊でパフォーマンスし、1万人以上が呼応する。
そのライブと、僕の今の人生を比較してしまい、何者でもない僕は完敗でした。
僕は、2018年は飛躍の年だと思っていて、環境を変えなければ決して掴めなかったチャンスを次々掴むことができました。
はっきり言って、かなり自信がありました。
でも、それはUVERworldのライブを見るまででした。
結成18年、デビュー13年で培ってきたパフォーマンスは伊達じゃありませんでした。
僕が一番かっこいいと思っている6人は、2018年も一番かっこいい6人だったのです。
一方で、僕はというと、自分のちっぽけさを改めて気づくばかり。
何か得たつもりで、何も得ちゃいなかった
その言葉がふさわしい、2018年の締めくくりだったように思います。
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でも、UVERworldが僕の前を走り続けてくれているおかげで、僕も走り続けられています。
ちっぽけだと気づいたからこそ、まだまだ僕にはできることがあると気づかせてくれました。
まだ何者でもないから、何者にでもなれる。
2019年も、UVERworldを見たらまた打ちひしがれると思いますが、それは自分が追いかけている背中だからです。
ありきたりな日々が特別に変わっていくように。
そんな2019年にしていきます。
※今日のnoteは、UVERworldの『THE SONG』の世界観からインスピレーションを受けたものです。
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