才能に恵まれなかったから、人は努力できる
僕は、何の才能にも恵まれませんでした。
野球もずっとやってはいるけど下手くそで控えが多いし、人に好かれる才能なんて微塵も持ってない。
勉強も才能がないことに早々に気づいたし、文章だって書き続けてるから出来てるだけ。
才能がないから、才能溢れる人には本当に憧れます。
おそらく、普通にやっているだけで他人よりもすごい力を発揮して、周りも喜んでくれる。
もちろん、努力は大前提だけど、凡人には持ちえないものを持っている感は否めません。
でも、27歳にして僕はある種の境地に達しました。
何の才能もなくてよかった
と。
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勉強だって、野球だって、仕事だって、僕は何の才能にも恵まれませんでした。
でも、それを理由にやめることはなかった気がします。
何一つ頂点を極めたものはありませんが、だからこそ挑戦し続けられているのかもしれません。
自分が負けそうになったとき、それの理由が才能であるならば、負けを認める必要はないと思っています。
「自分には才能がないから」と、それをすんなり受け入れられるほど、人間は大人になりきれないはずです。
自分が一番じゃないから、一番を目指すことができる。
納得いかない差があるから、その差を埋めたいと思える。
才能に恵まれなかった人は、闘争心に恵まれたと言えるでしょう。
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何か叶えたい夢があるならば、うまくいかなくたって挑戦し続けるべきだと思います。
才能がなくったって、叶える術を探すべきだと思います。
むしろ、才能がないからこそ、本気で手段を考えられるのです。
才能がない故に、努力をしても叶わないかもしれない。
だからこそ、本気で叶えようと自分と向き合えるのだと僕は信じています。
簡単に夢なんて叶わないから、ずっと追いかけられる。
才能なんてないから、努力で埋めようとすることができる。
走り続けられる人は、そんな自分の才能のなさに感謝しているのかもしれません。
努力をせずに夢が叶った人と
努力をしても叶わなかった人
たとえ僕は叶わない人だとしても
この足を止めはしないだろう
PRAYING RUN/UVERworld