【LIFEsize/UVERworld】何一つ失くそうとしない僕は何もつかめない 失くしたってまた拾い集めればいい
自分の決断に迷いが生じたり後ろめたさを感じたとしても、また新しい何かをつかめると信じて前向きに生きていきましょう。
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人間、何かを決断したときに、
決断した後になって色々と考えることがあります。
「これで良かったのかな?」
「周りからどう思われるんだろう?」
「決めたはいいけど、なんか申し訳ないな」
などなど。
決断できること自体、すばらしいことですが、
その決断に対して色んな人の思惑が入ってきます。
良く思ってくれる人もいれば、
良く思わない人もいることでしょう。
世の中、色んな人がいるので、
当たり前といえば当たり前なのですが。
そのせいで、決断した"後"にあれこれ考えてしまうものです。
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なぜそう考えてしまうのか、僕なりに思考を張り巡らせてみました。
それは、
「全ての人にとって正解であってほしい」
「自分に関わる全てが上手くいってほしい」
と本能で思ってしまうからじゃないかな、と。
やっぱり、自分に関わる人全てにとって最適解であってほしいし、
自分としても全てに納得したいと思うのが自然です。
だから、決断した"後"に
「○○さんはどう思うんだろうな」
「あの時こう言えばよかったのかも」
など色々考えてしまうのです。
心優しい人だからこそ、
皆のために迷ってしまうのかもしれません。
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「決断」という文字は、
決めて断つ
と書きますよね。
つまり、決断とは、
『何かを決めると同時に何かを失う』
行為だということです。
片手で掴めるようなものに対して、
人間は大きな決断はしません。
何かを手放してでも両手で掴みたいものに対して、
大きな行動を取るのです。
つまり、
『何かを失う覚悟がなければ何かを得られない』
ということです。
ここでいう「何か」は、人それぞれ異なると思います。
物、お金、地位、仲間などなど。
それを失う覚悟を決めて進むことで、新たな何かを掴めるのでしょう。
だから、決断した後に迷いが生じたり後ろめたさを感じたりしてもかまわないと思います。
それは、自分が何かを得ようとしている証拠だから。
何かを失ってしまっても、それ以上のものを得られれば成長したということになります。
それが、決めて断つという行為なのかなと思います。
だから、手元に何も残らなくなってしまっても、
その手で一から拾っていく、
そんな生き方をしていれば、
いつか掴みたいものを握りしめられるはずです。
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そんなことを気づかせてくれたのが、
UVERworldのLIFEsizeという曲でした。
"大切に思えることなんて
いくつもないから
自分にこれ以上は嘘はつかない
何一つ失くそうとしない僕は
何もつかめない
失くしたってまた拾い集めればいい"
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