遅咲きの方が人生は楽しい
先日、新幹線の時間まで少しだけ時間があったので本屋に数分だけ寄ってみました。
そこで音楽雑誌をパラパラとめくっていると、UVERworldのTAKUYA∞くんのこのようなセリフが記されていたのです。
「遅咲きの方が人生は楽しい」
TAKUYA∞くんの口からこの言葉を聞けて嬉しかったし、自信にもつながりました。
何の雑誌だったか覚えてないくらい一瞬だったけど、それでもはっきりと印象に残っています。
現在僕は30歳。
この歳になってわかったのですが、「若くして成功している」的な人めちゃくちゃ多いですね。
会社経営だけを取っても、10代で一躍有名になった方もいます。
もちろん、こういう方々はその名声を努力で掴み取っています。
そこは年齢に関係なく賞賛されるべきでしょう。
そんな方々を見てると、たまに劣等感が生まれるのですね。
「若いうちから〇〇をしておけばよかった」「30歳にもなってまだこんなことしかできないのか」など。
30歳もまだまだ若手だと思いますが、プロ野球で言えば中堅の域に入っています。
中堅なのに一軍にほとんど行ったことがない、みたいな気分にたまになります。
だからこそ、TAKUYA∞くんの言葉に救われたのです。
「俺は今から咲くんだ」と。
確かに、これまでの僕の人生も後半追い込み型でした。
高校のマラソン大会ではラスト1kmでごぼう抜きしていったし、大学受験の模試はずっとE判定だったのに最後だけC判定、自分の核となっている「編集」を始めたのは27歳。
人生後半勝負だ、と過去の経験から思っているし、遅咲きであることもなんとなく自覚しています。
TAKUYA∞くんの言う遅咲きの楽しさを僕も味わいたい、という気持ちが強くなっています。
遅咲きの人生もいいもんだぞ、って10年後くらいに言っていたいな。
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