【頭の中の未来地図〜美術団体に思うこと】
私の所属する団体【現代水墨画協会】
毎年10月は東京都美術館で全国公募の『現水展』を開催しています。
今秋は62回を迎え、水墨画の団体としては歴史もあり、
全国規模の大きな団体だと思います。
会員の多くは弟子がいて「先生」と呼ばれる立場の先達ですが、
画廊の活動はほとんどの先生が行ってないのが現状です。
そこで人によっては複雑な感情が生まれるようで
画廊を活動のベースとする少数派の私は、
ちくっと痛い思いをすることもありました。
私の感情は置いておいて、何を言われようと
コレクターの方、画廊を巡っている方々が『現水展』にご来駕いただけるようになって
美術の潮流の一つとして鑑賞していただけるようになった現状を、
私は団体の一員として誇らしい事だと思っています。
歴史ある美術団体と言っても
時代の求めとともに運営の形は変わっていかざるを得ないものです。
変化を拒めば、未来は先細るばかりです。
私が考える団体の未来は、
多くの会員が互いに事情が理解し合える活動を行っているのが理想と考えています。
全員がそうあれと言うのではありません。
道が拓けてない相談があれば
作家の活動の後押しもサポートできる団体になれればと考えています。
今よりもう少し、お互いの活動を高め合える
相互作用のある美術団体に変えていけたらと 思ったりしています
それでは。次回は秋の東京都美術館でお会いしましょう。
【第62回 現水展】
会場:東京都美術館(上野)2階展示室
会期: 10/7(土)~10/14(土)
9:30~17:30・最終日は15:00閉展
後援:文化庁、東京都、上野の森美術館
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