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「ありのまま」は「今のまま」ではなく...


アナ雪で一斉を風靡した
「ありのままで〜」

ありのままの私

このフレーズに勇気づけられた、
救われたという人は多いと思う。


人はそれぞれ違って
そのままで生きたらいいよね、と
私も思っているので
概ね賛成なんだけど

だが、ですね

なんだかちょーっと

しっくりこない感がいつもあり
最近それが腑に落ちてきたのです。


***

本来人はみーんなタイプが違って
それぞれがその本来でいれば
たぶん世の中は調和する

だから「ありのまま」でいい。

『じゃ、今の私でいいのねー♪』

と、なりがちですが

ここで登場するのが
「ありのまま」問題ですよ。


<わたし>というものは
生まれたての時は、ありのまま状態。

でもひとたび、世の中に出ると

 こんな子に育ってほしい
 成長スピードはこんな感じ
 正しいのはコレで間違いはコレ
 こうあるべき、こうすべき...

こんな具合に
固定概念が雪崩の様に押し寄せ
本人の気持ちはともすれば置き去りのまま
<わたし>が形成されていく。

この時点ですでに
「ありのまま」から結構ズレてくる。

加えて

 カラダを使って遊ばない
 ちょっとでも危ないことは避ける
 筋肉がうまいこと育ってない
 骨格が歪んでる...

と、カラダ的にも
本来の形から崩れていて

もう、この時点で
全然「ありのままの自分」じゃない。

心もカラダのポジションも
本来の形でることが「ありのまま」。

だとしたら今の大人って
「今のまま」から「ありのまま」に
リセットする必要があると思うのです。


ちょっとでもリセットできるだけで
だいぶ気持ちも性格も変わるし
生きやすくなる。


「ありのまま」って
「本来のまま」のことじゃないかと。


こう考えると
自分の中の違和感が解消されるので
今のところ、この解釈を採用してます。


ちなみに、ボイトレすると
「ありのまま」に戻る現象が起きます。

逆に言えば
「ありのまま」に戻れば戻るほど
「本当の声」が鳴るようになります。

便利!


最後まで読んでくれて
ありがとう

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さあ、自分に戻ろう!
Koe Labo

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