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本を買うのは こんな理由-ワケ-

アイドルマスターSideM×日販コラボ第3弾開催、おめでとうございます!
コラボのアンバサダーにF-LAGSを抜擢いただき大変大変嬉しく、本を買いまくり、積みまくっています。

本を買うのにも「理由」がある!その理由を聞くのも結構面白いんじゃない!?と思って、noteを書いてみました。
まだほとんど読めていないので、本の感想は無いです。
読みたいと思った理由はいっぱい詰め込みました!

素敵な本との出会いの一助になったら嬉しいです。



1. 九十九一希のPとして

九十九一希さんを担当するプロデューサーとして、彼のことが少しでも分かるかも…!と思い選抜した本のコーナーです。

1-1. かもめのジョナサン(リチャード・バック)

『かもめのジョナサン』リチャード・バック著 新潮文庫

コラボ書き下ろしの一希さんが持っている本にはカモメが居て、この本を買うなら今だ!!!!と取り寄せで購入しました。
船上ライブをしたDSPLイベントで「カモメ」「ジョナサン」と聞いてからずっと気になってた本でした。
思い切って買える素敵な機会がありがたかったので、読むのが楽しみです!!!

【DSPL】九十九一希 スカウト2枚目セリフ
https://wikiwiki.jp/sidem/%E4%B9%9D%E5%8D%81%E4%B9%9D%20%E4%B8%80%E5%B8%8C#d2f32888
【DSPL】九十九一希+ アルバムセリフ ボイスも付いていた


1-2. 屍者の帝国(伊藤計劃×円城塔)

『屍者の帝国』伊藤計劃×円城塔 著 河出文庫

「早逝の天才・伊藤計劃の未完の絶筆が、
 盟友・円城塔に引き継がれて遂に完成」
河出文庫HPより 

#315な本 のタグで一希さんに贈りたい本として上がっていて、その理由を調べたら上の紹介文にたどり着きました。

九十九一希 Side Memoriesを思い出し、迷わず購入。
シチュエーションは少し違うけれど、遺された人が書く小説ってどんなものなんだろうと思ったので。
著・伊藤計劃の本は既に持っている(積んでいる)ので、合わせて読もうと思っています。
SF19世紀末の世界観、あらすじを見るだけでワクワクするので話自体もとっても楽しみな1冊。

1-3. 世界で一番透とおった物語(杉井光)

『世界で一番透きとおった物語』杉井光 著 新潮文庫nex

あらすじ抜粋
「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。
(新潮文庫HPより https://www.shinchosha.co.jp/book/180262/ )

小説家の父、遺稿、謎、全部気になるあらすじ!!

『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』(電撃文庫)の杉井先生の本だ!と前々から気になっていたので購入。
ラノベで出会った作者さんと別の形で出会えるの、ラノベを読みまくっていた中高時代がワッと思い出せるので大好きな瞬間。
新宿紀伊国屋本店で「紙の本ならではの楽しみがある!」みたいなポップが付いていたような記憶があるので、そのあたりも楽しみ。

1-4. 別冊NHK100分de名著 集中講義 宮沢賢治

『別冊NHK100分de名著 集中講義 宮沢賢治』山下聖美 著

Write for someone(ライサム)https://asobistory.asobistore.jp/eventalbum/detail/8p91g3pyl3wlmv0/ 、
2024年9月21日のF-LAGS日常の1コマ「Wish for someone」https://asobistory.asobistore.jp/episode/entrance/j397p2294q2pn14/#head-menu-buttons/ で言及のあった『銀河鉄道の夜』の作者・宮沢賢治のことが知りたくて購入。
著書はかなり読んだし人となりについても勉強したことはあるけれど、改めて知りたいと思ったので。
『銀河鉄道の夜』の本に収録のお話を読み返し中なので、読み終えたらこの本にも挑みたい。


1-5. 境界のメロディ(宮田俊哉)

『境界のメロディ』宮田俊哉 著 メディアワークス文庫

アイドル・宮田くん(Kis-My-Ft2)の小説家デビュー作。
小説家からアイドルになった一希さんとは反対だけど、
「元小説家アイドル」としていつかまた筆を握る時の一希さんは、世間からは「小説を書くアイドル」として見られるんじゃないかなと思い購入。

少なくとも『境界のメロディ』に関して私は、間違いなく「アイドルが書いた小説」という前提知識を持って読んでしまう。
そのあたりの読書体験としても、とても貴重な本だと思う。
(加藤シゲアキさんの『ピンクとグレー』は読了しているので、またこの貴重な体験ができることが本当に嬉しいという話でした)


1-6. 野営道具読本vol.3(Fielder特別編集)

『野営道具読本vol.3』Fielder特別編集 SAKURA MOOK

ムック本もコラボの対象だったので、気になっていたキャンプに関する雑誌からひとつセレクト。
キャンプについてのコラムも面白そうだし、巻末にキャンプグッズの通販?コーナーがあるのも興味を惹かれたポイント。
いつかの昔(2020VD カカオの年)に一希さんがくれた、キャンプでお役立ちのマルチツールナイフについて載っていたのが決め手。


1-7, 8. 海のうた, 月のうた(アンソロジー歌集)

『海のうた』『月のうた』アンソロジー 左右社

100人の歌人が海/月について詠んだ歌の歌集。
海+月ってだいたい九十九一希なので、これも一希さん枠で買ったということにします。

マジの話をすると、装丁が超〜〜素敵だったので、予算オーバーに目を瞑って購入しました。
『月のうた』の乾いたザラザラ感は月の表面みたいな触り心地でずっと撫でていたいし、
『海のうた』のつやつやで紺碧の表紙は遠くの海みたいで、色んな角度で眺めるのが楽しい。
あと、「家に歌集がある」状態ってとても強そうなので、家の本棚のエネルギーを高めるためというのも購入動機です。
1ページに1つずつ歌があって、どこから開いてどう読んでもいい読書体験は新鮮でとても楽しい。


1-9. ようこそ地球さん(星新一)

『ようこそ地球さん』星新一 著新潮文庫

星新一のショートショート。数ページの短編がとんでもない量詰め込まれている、まさに色んな世界を旅するのにピッタリの本。
『銀河鉄道の夜』を買うか悩んで新潮文庫のコーナーをうろちょろしていたら目が合ってしまった本。(新潮文庫の銀鉄はもう同じ本を持ってるので、流石に買うのは諦めた)
言葉を推敲するのが苦手っぽくて、「全部」を選びがちな一希さんは、こういうショートショートに憧れてたりするのかな〜と思って購入。
手軽に読めて皮肉っぽさとかダークさも秘めている宇宙の話、ハイジョのPOPIN' PLANETみを感じるのも楽しい。



2. 旅マス、プロミツアー、ファンコンの予習

旅マスの京都、SideMプロミツアーの松山、ファンコン、最近旅を意識することが多かったのでその予習にと選んだ本のコーナー。
旅の予習は観光ガイドだけじゃない!実際に行く前に小説の中で旅行しちゃおう!がコンセプトです。

2-1. 夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 著 角川文庫
※写真を撮り忘れて別で撮ったので背景の布が違います。

京都と言えば!の作者からチョイス。
『四畳半神話大系』『有頂天家族』はアニメで見たので、完全初見の『夜は短し歩けよ乙女』を購入。
文章の中でも京都に旅ができたらいいな〜!


2-2. ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石(伊集院静)

『ノボさん 上巻・下巻』伊集院静 著 講談社文庫

愛媛・松山と言えば正岡子規の故郷である俳句の街、
そして夏目漱石『坊っちゃん』、司馬遼太郎『坂の上の雲』の舞台でもある文学の街。

正岡子規と夏目漱石の書簡が入ってる本と悩みに悩み、こちらを取り寄せで購入。
正岡子規と夏目漱石が同い年の親友だった事実、凄すぎていつも震える。

松山に行くのが今からとてもとても楽しみ!!
噂の俳句ポストに投句する句を練っておかなきゃということも思い出した!


2-3.地球の歩き方 横浜市

『地球の歩き方 横浜市』Gakken

ハイジョ・カフェパレのファンコンが開催される横浜をもっと楽しみたくて購入!
今のところ夜公演のみの当選なので、せっかくなら昼は横浜を満喫したいな〜!!!というもくろみ(インディアNight)

地球の歩き方が置いてある本棚って、かなり「本棚ポイント」が高まると思うのでそういう意図も込めて購入!
ペラペラ捲りつつ、ここいいな〜と思ったページに折り目をつけられるのは地球の歩き方を買った者の特権!!


2-4. アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(フィリップ・K・ディック)

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
フィリップ・K・ディック著 早川書房

ライサム フィリップ・マイルズ(演 硲道夫)のフィリップの由来説、サイバネ関連で複数のPさんが#315な本 にあげていたので、気になって購入!
表紙がめちゃくちゃカッコイイ。そしてタイトルもカッコイイ。
カッコイイ本が本棚にあると自分までちょっとカッコよくなった気になれてお得(しかも本は読むことが出来る)、既に得しかない!!
取り寄せで購入したけど、普通に本屋さんに置いてあったので見かけたらぜひ。



3. 趣味

最後に、「100%趣味で選んだ小説です」。

【自己紹介】
好きなシチュエーションは死体埋めです。
よろしくお願いします!


3-1. 推しの殺人(遠藤かたる)

『推しの殺人』遠藤かたる 著 宝島社文庫

「ライブは死体を埋めてから!」のキャッチコピーが良すぎて、本屋さんで見かける度買いたい…買いたい…と我慢してきたのを遂に解き放って購入!
このミス受賞してるのも期待ポイント。
なんだかんだ言いつつ、こういう賞取ってる本は面白いがちだと信じてるので…

詰んでる本とタスクを処理して早く読みたい。でも、「読みたい本」が本棚にある状態って本棚と本のエネルギーが1番高い状態でもあるので、良き本棚環境はこの本から始まるかもしれない。


3-2. 夏に溺れる(青葉寄)

『夏に溺れる』青葉寄 著 ガガガ文庫

ガガガ文庫の真っ青の背表紙が大好き!!!!!
本棚に並んでると嬉しくなるね!!
しかも表紙も青くて最高〜!!!

書泉ブックタワー(秋葉原)のコラボパネルが置いてある8F、ラノベコーナーを徘徊していたら出会ってしまった一目惚れ。

あらすじも良くて、
『――そして、夏休み明けの始業式の朝、遅刻して登校してきた凛のことを駐輪場で光が待っていた。母親を殺してきたと告げた光は、凛を連れて逃避行を始める。
これからどうするのかと問う凛に、光はあるゲームを提案する。それは、八月が終わるまでの七日間、一日一人ずつ交互に殺したい人間を殺していくというものだった……。』
ガガガ文庫HPより
https://gagagabunko.jp/special/natsunioboreru/

ラノベ新人賞の受賞作を片っ端から遡って読みまくっていた過去があり、金ピカの帯の「大賞受賞」の文字にも惹かれたのかも。
読むのも飾るのも楽しみな1冊!


4. 最後に

SideM×日販コラボ第3弾は
2024年9月30日(月)まで!!!!

本、文房具、ノート、万年筆、インク、コラボグッズの買い逃し無きよう!!!


※いっぱい本買ったよという紹介でしたが、
なんと、これ以外にも本を買っているし、ノートも買ったし、コラボグッズを爆買いしてコラボ万年筆は3種買ったし、それとは別に万年筆も買っている…
これでも厳選した紹介だったのでした。

一希さんに見せられる本棚に少しでも近づいたらいいな〜と思って本を買ったけど、
普通に本棚から溢れて平積みしている…
早く本棚を買って、我が家に買われて来た本たちに最低限の居心地を提供したい。


おわり!