【2021年10月11日~10月17日】週間マーケティングニュース
みなさんこんにちは、すみです。
今回は、週間マーケティングニュースということで、先週1週間のマーケティングトピックを振り返っていこうと思います。
今回は2つのトピックについて深掘りしてお話しします。
先週の全てのニュースについては記事の最後にまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
TwitterとFacebookは若者に人気がない?
先週、アメリカの10代の若者1万人を対象に様々な業界、ブランド、サービスなどについて調査する「Taking Stock With Teens」 の結果が発表されました。
その中で興味深かったものが、「一番好きなSNS」に関する調査でその結果がこちらです。
1位:Snapchat(35%)
2位:TikTok(30%)
3位:Instagram(22%)
4位:Discord(5%)
5位:Twitter、Facebook(2%)
出典:Taking Stock With Teens
このデータからわかるように、10代の若い世代ではSnapchatやTikTokといった画像や動画中心のSNSが人気であるものの、Twitter、Facebookのようなテキスト系のSNSは不人気という結果になりました。
一方で、Twitterは政治家やジャーナリスト、有名人の間で人気で、Facebookはベビーブーマー世代(約1946年〜1964年生まれ)の間で人気だということがわかっています。
今、SNS企業は若いユーザーの獲得に必死なところがあり、Facebookの傘下であるInstagramもTikTok類似のショート動画機能を追加したり、子供向けのInstagramを開発中だったりします。
テキスト系のプラットフォームが今後若い世代を取り込むためにどんな施策をしていくのは気になるところです。
Apple、AirPodsに健康データを取る機能を追加する?
先週、AppleがAirPodsから健康データを取る機能の追加を検討しているというニュースがありました。
ウォール・ストリートジャーナルによると、AppleはAir Podsを補聴器として利用できるようにしたり、体温管理や姿勢の確認などができるようにしていきたいと考えている可能性があるとのことです。
多くのテック企業が健康データの取得をしようとしている中、Appleは既存の普及しているデバイスを上手に利用して健康データを取得しようとしています。
最近だと、Apple Watchを使って心拍数や心電図などの健康データを取る機能を実装しており、今後も体温や血圧を計測する機能を搭載する可能性があると言われています。
Air Podsでも同様に健康データが取れるようになるとなれば、さらに多くの健康データが集められるようになりますし、そのデータの活用方法も今後注目したいと思います。
今週の気になるニュースまとめ
最後に今週のテックニュースの一覧です。ピックアップされたものも含めてこれだけのニュースがありました。
10/11
- Instagram、10代の若者を有害なコンテンツから守るために‘take a break’(休憩)機能を導入
- 小室哲哉、NFTを用いた音楽制作
- 中国マクドナルド、31周年で188個のNFT配布
- ツイッターとフェイスブック、10代の若者の間で全く人気がないことが判明
10/12
- Twitterのサブスク、Twitter Blueに新機能が追加される
- Twitterがフォローワーをブロックせずに削除できるソフトブロックをローンチ
- Facebookがライブオーディオルームを全体にローンチ。 そしてウォッチタブ内にオーディオタブを追加する
- Facebookがライブオーディオルームを全体にローンチ。 そしてウォッチタブ内にオーディオタブを追加する
- Robloxの人気ゲームランキング、トップ27位以内にイカゲーム関連のゲームが5つもランクイン
- ニューヨーク、特殊能力を持つ子供向けのギフテッド教育を廃止することを発表
- Metaverz Studio、Z世代をテーマにしたNFTを展開
10/13
- Twitter、スペースのオーディオクリエイターに資金提供プログラムSparkを開始
- Notion、日本語版がローンチ
- アメリカのハロウィンの市場規は$10.14B。内訳の1位はコスチュームで$3B。
- Apple、音声を使って人の居場所を特定できる特許を申請
- クリエイターエコノミー、盛り上がっているものの中堅層が少ないことが課題
- Appleがどんどん業務の幅を広げている。ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ管理、コンテンツ制作、ラグジュアリーブランド、決済、そして今後は広告にも幅を広げる
- フードデリバリー企業、続々と広告事業に参入
- コインベース、NFTマーケットプレイスを立ち上げ
10/14
- Instagram、ライブ配信をスケジューリングできる機能を追加
- Twitter、過去1年間のアメリカでの約半分のツイートが16~24歳と主張
- 上場企業100社を研究したリターン率の割合、シンプルな言葉を使う経営者の方がより多いことが判明
- Apple、AirPodsを利用してヘルスケアデータを取得しようとしている
- Amazon、インドチームでプラットフォームのデータを活用したプライベートブランドを開発している
- NBAのスター選手、ケビン・デュラントがNFTに参入
- 人気スニーカーショップのatmos、NFTスニーカーを発売
- Fox、ヒットTVシリーズのThe Masked Singer専用のNFTマーケットを立ち上げ
- Visa、デジタルアーティストを支援するNFTプログラムを開始
10/15
- TwitterのチケットスペースがAndroidでも利用可能に
- Clubhouseに音楽モードが実装された。 高音質での音楽配信が可能に
- Twitterが会話のスレッド内にも広告を表示する可能性
- Roblox、よりリアルなアバターが作れるように開発中
- LinkedIn、中国からの撤退を発表
- Google、検索画面のUIから「もっと見る」がなくなり永遠とスクロールできるUIに変更
- サザビーズ、NFTマーケットプレイスを発表
10/16
- アメリカのTIkTokユーザー、2000年代のコンテンツやカルチャーを好む傾向
- アメリカ、結婚している人の人口が減っている
- DCコミック、NFTを無料配布
10/17
- もっともイノベーティブな国ランキング、日本は16位
- コインベースのNFTマーケットプレイスの登録者数、210万人を突破
以上、週間マーケティングニュースでした!
Twitterやポッドキャストでは毎日最新のマーケティング情報や私の英語学習について発信しています。
こちらもぜひフォローお願いします!