海外のインフルエンサーマーケティング事例:海外ではナノインフルエンサーが注目されている!?
みなさんこんにちは、すみです。
世の中がデジタル化が進む中、最も注目されているマーケティング手法のひとつがインフルエンサーマーケティングです。
今回、海外の記事からナノインフルエンサー(フォロワー数1,000-10,000と少なめ)がマーケティングでは注目されているという興味深いデータを見つけました。
今回はこれについて詳しくお話したいと思います。
インフルエンサーとは?
まずは、インフルエンサーとはそもそも何なのかというお話をします。
ほとんどの方はご存じかと思いますが、主にSNSの情報発信によって世間に影響を与える人たちのことです。Youtuberやインスタグラマーなどがわかりやすいと思います。
インフルエンサーはフォロワー数に応じて5つのタイプに分類されます。
【インフルエンサーのタイプ】
■ ナノインフルエンサー:1,000-10,000
■ マイクロインフルエンサー:10,000-50,000
■ ミッドティアインフルエンサー:50,000-500,000
■ マクロインフルエンサー:500,000-1,000,000
■ メガインフルエンサー:1,000,000-5,000,000
インフルエンサーマーケティングとは?
インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーに商品を紹介してもらうことで認知度を上げたり、購入につなげたり、ファンを作る手法として注目されています。
インフルエンサーマーケティングの市場規模
2020年のソーシャルメディアマーケティングの市場規模調査によると、2025年には723億円(2020年の約2.3倍)の市場規模に成長するといわれています。
コロナの影響でECサイトの需要が増えて、SNS上での買い物(ソーシャルコマース)も増えているので、今後期待できる市場だと思います。
出典:インフルエンサーマーケティングとは? 基礎から応用まで5分で理解!
海外のマーケティング担当者はナノインフルエンサーを好む傾向
インフルエンサーマーケティングをやるなら、フォロワーが多いインフルエンサーに頼んで、より多くの人へリーチしたいと考えるのが自然かもしれませんが、案外そうではないようです。
海外のマーケティング担当者は、インフルエンサーのタイプの中でも最もフォロワーが少ないナノインフルエンサーに仕事を依頼したいという人が多い傾向にあります。
【海外のマーケティング担当者はナノインフルエンサーを好む】
■ 88%のマーケターが10万人以下のフォロワーを持つインフルエンサーと仕事をすることを好む
■ マーケターの35%が1万人以下のフォロワーを持つインフルエンサーを好む
出典:10 Influencer Marketing Stats for 2021 [Infographic]
ナノインフルエンサーを選ぶ理由
意外にも、ナノインフルエンサーはエンゲージメント率が高かったり、リーチのできる層が広かったりと、他のタイプのインフルエンサーよりも効果的な面が多くあります。
■ エンゲージメント率が7%と、他のインフルエンサーのタイプよりも高い
■ 費用対効果が高い
■ 今までリーチできなかった層にリーチしやすい
費用対効果に関しても、ナノインフルエンサーは金銭的な報酬よりも商品やサービスの取引に興味があるとのデータがあります。
出典:Nano Influencers: Who Are They and How to Work With Them [Infographic]
以上、インフルエンサーマーケティングにおいて、ナノインフルエンサーが注目されている理由についてでした!
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