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離婚が与える子どもへの影響

親の離婚というのは
子どもにとって 大きな心の傷を残す

それは
百も承知だ!

"心の傷"
はて?その傷は 痛みとかではもちろんない

考え方の変貌
信頼
立場
こだわり
守るもの

夫婦で取り組む「幼児教育」子どもたちへの教育を仕事にしながら
このテーマに踏み込む事は少しだけ逃げ越しになりやすい……けど。

夫婦の意見の相違

もちろん
初めは 愛情もあった…はず
他人同士なのだから 意見が違ったり思いが違ったりする事も ある
 
が、

そこに 子どもという存在があると
意見が違うから……で、喧嘩や話し合いで済まない場合も出てくる

どちらかが妥協
どちらかの意見に同意

私の場合
上の子がお腹にいる時から始まった

意見の食い違い

子どもは小さい頃から私立へ…と考える夫と
子どもは小さい頃にもまれて経験を積む…私の考え

その頃の私は幼児教育なんてかたい事は全く考えず ただ、生まれてくる我が子が
どの様に生きていくのかとか
将来何になってほしいとか
そんな事も……考えてはいなかった。

日々、笑ったり 泣いたり 悪戦苦闘の中
今日できることを今日する
たくさんの育児本を片手に 
愛を育むというよりも その年齢でできることとされているものを必死でやった

“私立派" の 元旦那様は
そう。私立ならどこでもいい…The見栄っ張りくん。
子どもが中心ではなく、子どものためにと言いながら 何が良くて何が必要なのかではなく
私立に入れておけば 教育をきちんとやってくれるだろう…の考え方の持ち主だった

高い授業料をかけるのだから
それなりに為になることが多いのだろう…と。

私立・国立 vs 公立

小学校受験・幼稚園受験がヒートアップする中
では、どのくらいの学校数があるのか…

小学校が2%、中学校は8%。
「私立・国立」は、日本全国の小学校19,892校のうちの301校、中学校10,270校のうちの851校にすぎないのだ
(文科省ウェブサイト「文部科学統計要覧(平成31年版)」参照)。
そんな中
大学や仕事では、「周囲の多くが私立・国立の中高一貫校出身者」が多いのも事実。
例えば東京大学の2020年合格者数ランキングをみると出身校トップ10のうち、すべてが私立か国立の中高一貫校。
早稲田大学は合格者トップ10のうち9校。
慶應義塾大学は、うち8校が私立中高一貫校
これらの大学からの省庁や大手企業への就職者は多く、政官財における影響力を持つ。

そんな私立校と一般的な公立校の間で、このコロナ禍において学力格差が問題とされ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって3月2日から、全国の9割以上の小学校、中学校、高等学校などが一斉に休校となった。
連休明けから1割程度の学校が授業を再開。
5月25日には緊急事態宣言が全面的に解除され6月からは全国の学校で本格的な再開

私立の多くは、このコロナ休校下でオンラインを活用したホームルームや授業に取り組み
私立中学校100校中64%がオンライン

オンライン化を進めた公立は5%に過ぎないかったという。
(4月16日時点、休校中または休校予定の1213自治体についての文科省調べ)

色々な この緊急事態の中での子どもへの教育
この記事だけを見ていくと

「ほ〜ら。
私立の方が緊急事態への対策とノウハウとしっかりしていて…良かったじゃん」

と、もう既に大学生にはなってしまっているが
私立vs公立論争では
元旦那様が圧勝だったのだろう

でも、
私立を目指す元旦那様の理由が私には理解ができず
「何がなんでも私立」の考え方が嫌いだった
子どもの個性や考え方はどこに置き去りにすればいいの?
そして、1番の問題は財力だ!
果てしなく裕福なご家庭であれば、子どもへの教育費を沢山かけてあげる事もできる。

もちろん
上場企業に勤める元旦那様は…それなりの財力

考え方

これは 
子どもを中心にした時に ブレない信念

意見の相違も
結果、今この仕事をしていると
間違った形での表現ではあると思うが
元旦那様は元旦那様なりの子どもに対する愛情

どこで 折り合いをつけるか

我が家は
私が 折れるという形で 
子どもたちは 小さい頃から 私立となった

子育ては共同作業

子どもたちを育てていく上で
"躾"を考えていくと
ワンオペ育児は 過酷だ

多くの家庭でも 見られるワンオペ育児

でも、
その中に必要なのは やはり 
時に 母からの離脱 

親子間で必要なhugは、
夫婦間でも必要。

疲れた時…
悩んだ時…

嬉しい時も楽しい時も
共に同じ立場で想いを分かち合う必要な存在

我が家には
ワンオペ育児からの慰めや優しさというよりも
掻き立てられる子どもへの躾や学力、期待感が私を頑なに
「頼らない」「相談しない」「もういらない」

子どもには知られてはいけないこと

家族
お父さん・お母さん・子どもたち

その中で一つのルールは
言葉にして夫婦間のいざこざを子どもには伝えない

だから
決して子どもに愚痴は言っても
父親の悪口は言わなかった(……のはず)

子どもは
どんな些細なことでも 父・母の喧嘩は心に残る
「けんかしてるー」と言える様ならまだ大丈夫。

仲が良くない事は一目瞭然。
子どもたちがまだまだ小さい頃から家庭内別居

そんなことを続けているとダメな事も承知だ
でも、
曲げれなかった
子どもへの考え方があまりにも違いすぎた
結果ではなく 
そこに辿り着くまでの過程が大切

高い学力をつけることではなく
どの様に育てるかを一緒に考えていきたかった

子どもたちには……伝わる

代償

このnoteを見ていても
とても立派なパパさんたちの多さに
時に 憧れと心寂しさが入り混じる

子どもは
夫婦で育てるもの
だから、
ワンオペでそのまま 一人となった私を
子どもたちは

結婚
夫婦の在り方
子育て

に関して もしかしたら 少し違った観点を持ってしまったと思う

母親に対する信頼は 大きい
自分で言うもの変だが、
母と子どもたちは絆がより一層強く結ばれている

が、
やはり父親に対する感情が 薄い

父子との連絡は自由だ
今となっては
同じ空気を吸うのも嫌気がさした元旦那様とも普通に接することができる様になったのも
時間という時が解決してくれた

大人は勝手だ!

普通に子どもたちのことで電話連絡をする親を見て 
「話してんじゃん! 仲良いじゃん!」
その言葉の裏には
「あれはなんだったんだ?」
なのだろう。

もちろん
それは大人だから…である。
復縁の可能性は 200%
いや 天地がひっくりかえっても ない!

でも、
「片親」「父親の存在」「母への心配」……

色々な負担が
子どもたちにはかかっている様だ
恐らく 特に 息子は
「守らなくては」と思ってくれているのだろう

母は大丈夫!
子どもたちが巣立っていく現在進行形の中
もちろん、ワンオペあるあるの子どもへの依存も強いのは確か。
でも、母は強いのである。

初めは 
自分の意図しなかった小学校受験や
子育て 育児本 教育論

それは
いつしか私の歩んだ一つの道となり
今この仕事に携わっている事を誇りに思っている

私が感じた 
子育ての結果ではなく
過程 
歩む道がとても大切な事を身をもって経験したから伝えられるありきたりではない言葉を 
私が携わる小さなこれからの子どもたちに
保護者の方と一緒に伝えていく事

結論

自分の子どもたちに辛い思いや 
屈折したものの考え方を与えてしまった事は
事実
不安やこだわりを取り除くことも苦戦した
母からの愛情は父の分まで注がなければならない……
たっぷりの愛情。
そして環境を一人で整えるのも至難の業。

だから
家族に必要な夫婦が揃ってこそ、子どもは素直に育つ
小さな芽を途中で植え替えをしなければならなかった私の子どもたち
この後、
彼らもまた 家庭を持つ時 同じ道を歩まないで欲しいと心から願う

hug!をしよう。
手を繋ごう。

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ぐらん@育児アドバイザー
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