【授賞式ごっこ】何者でもない高校生によるベスト音楽2023
はじめまして コヨです。
春から大学生になります。
事前準備で大学に行った際、教授に
「文章を書けるようになっといた方がいいよ」
と助言をいただいたのでnoteはじめてみます!
とりあえず、好きな音楽を紹介しよう。
ただ語るのでは面白くないので…
開催します。
独自に開催します このアワードに、
私が2023年に出会った、大好きな曲達を勝手にノミネートさせていきます。
ちなみに
私は昔から人形遊びでアイドルのオーディションとかするの好きでした。
ポケコロの自室掲示板で
定期的に小説を書き下ろしたりもしてました。
話が逸れましたが…
開 幕
中毒賞
▷初めて聴いた時、そのまま5回くらいリピってしまった記憶がある曲達
【大賞】
傷心中 / ピコン ft.裏命
雨上がりの湿った高速道路を窓を開けて走り抜けるような音楽。
Aメロでは意思強く「さらばだ」と別れを告げるも、
後半の歌声が本当に切なくて、
機械の声だということを忘れそうです。
二種類のメロディに高低差があることで、
甘いしょっぱいループのような中毒性が出ていると感じます。
3分弱のやや短い尺がそれに拍車をかけています。
映像も好きです。ピコンさんの音楽が好きです。
こういう曲作りたい。
【入賞】
ヘッジホッグ / Noz.
マジカルミライ2023に参戦することになり、予習をしていたらこの曲に出会い、
格好良すぎてぶち抜かれました。
鏡音リンの高音が印象的なサビの開放感、
ラップからのラスサビの盛り上がり。何度でも聞きたいです。
乱視 / 星野源
4時間授業で下校す電車の車窓によく似合います。
中毒ポイントはサビの、声にハモるようなギターです。
乱視で曖昧にしかわからないからこそ、探るように世界に繰り出していける。
とにかくワクワクします。
乱視の母がちょっと羨ましくなりました(絶対そんないいもんじゃないと思う)。
SENSITIVE / AMEFURASSHI
アメフラは令和のSPEEDになれる。
重めの刻むベースと軽やかな歌唱がクセになります。
サビの ヒュ↑ウー↓ヒュー↑ウー↓
みたいなのが大好きです。
この最高をアメフラは今も更新し続けています。
Ditto / New Jeans
言わずもがな。
VHSの世界観はもはやエモの代名詞になってきていますが、
それを全力で、世界の音楽の真ん中でやってるのがかっこいいです。
軽やかで細かいビートと、
サビで踏まれる韻に中毒性があります。
いつかふっと記憶からもいなくなりそうな儚さが、
都市伝説的な神秘まで感じさせています。
以上中毒賞でした
この6曲で、私が好きな音楽の方向性が何となく見えるのではないでしょうか…
「全曲好きなやつだった」って方がもしいらっしゃったら、
一緒に肩を組んでそのままジャンカラに行きましょう。
てかすごい長い記事になりそう!
でもこのまま行きます
ニューウェイブ賞
▷今年初めて出会って、これからも聴いていきたい!
と思ったジャンルやその曲達
【大賞】
Swing Lynn / Harmless
はじめて聴いた時、新鮮さと共に馴染みやすさを感じました。
星野源さんの音楽に近いものがある気がする…
音階が降りていくギターが好きです。
スローに始まり、一気に加速したあと一定の速度で走り抜ける感じが、
自転車で川沿いを漕いでいる気分になります。
規則的なトラックにねっとりふわっとした歌唱が乗っているのが
意外なマッチを生み出していて最高です。
今まで洋楽を全然聴いてこなかったのですが、
初めて親近感と憧れを同時に抱くような洋楽に出会いました。
【入賞】
Homage / Mild High Club
私が洋楽を聞くきっかけになった曲です。
liminal spaceブームからvaporwave→dream core の順でハマり、
その中知った曲です。
あんまりホワイトな出会い方では無い気がします。
「等速も聴いてみよ」って思えた当時の自分に拍手。
聞いた事のない畝るような、緊張と緩和が繰り返されるメロディに心を奪われ、
「もっと洋楽聴いた方がいいかも!」と思うようになりました。
Skiptracing / Mild High Club
同じアルバムから。
何かが始まる朝のようにも、物語が終わる夕方のようにも聞こえる
っていう好きなやつです。
平穏を取り戻した街で平和な朝を迎えた主人公が
マグカップにコーヒーをいれて
家の窓から朝靄を見ている場面が思い浮かびます。
Mild High Clubさんは、
地球上の自然と触れ合うように音楽と接していて素敵だなと思いました。
Hey Kids/ Molina
こちらもdream coreの流れで知った曲です。
なんと言ってもイントロが魅力的です。
昇っていくシンセ(?)が頭から離れません。
中華的なサウンドがTotoさんのAfrica味があって好きです。
ゴスペル(?)のパートも世界観に引き込まれます。
以上ニューウェイブ賞でした!
私が2023年聴き始めたのは洋楽ということです。
その界隈では有名な曲ばかりだと思うので、
もっと深堀したいです
ミッドナイト賞
▷私が大好きな夜という時間帯に聴きたい曲
(ここで約3000文字に)
(賞つくりすぎた)
【大賞】
from C / COJIRASE THE TRIP
今年出会った曲の中で1番、「MV作りたい…!!」と思った曲です。
衣装やロケーション、構成まで頭の中で出来上がっています。
COJIRASE THE TRIPさんの、
・男2人女2人
・ネット主戦場
・ファンと心の距離が近い
・ベテラン
などの強みがすごく出た曲だと思います。
「紡いだ歴史を抱えてここで頑張っているから、
疲れたらいつでもイヤホンをつけて会いに来て」と言われているようで、
辛い夜でも「ひとりだけど独りじゃないな」と思える気がします。
ハイテンポなものが多いこじとりの曲中でも
際立つ珠玉のバラードだと思います。
解散した今でも褪せず心に染みる曲です。
グループ自体もそうですが、もっともっと評価されるべき楽曲だと思います。
【入賞】
Highway Lover / みきとP
夜に高速道路を聴くなら絶対聴きたい曲です。
80年代のシティポップを踏襲したボカロ曲は多々あると思いますが、
この曲は、
シティポップと現代のJPOPとボカロ曲のいい所を集めた様な曲だと思います。
しゅーずさん歌唱バージョンも大好きです。
トウキョウ・シャンディ・ランデヴ /MAISONdes
夜に聞きたい、となるとどうしてもシティポップによっていってしまいますが、
フライディ・チャイナタウンのオマージュである(多分)この曲の
「ネオチャイナパンク」な空気感がどうしても好きです。
ツキミさんによる小気味よいリズムと、
それに乗る花譜さんのキュートな歌声が癖になります。
真夜中のドア Stay With Me / 松原みき
ここに来てストレートシティポップです。
ASMRで鼻歌を歌う動画があったのですが、そこで改めて聴いて、
メロディのみでも溢れ出す夜の煌めきノスタルジーを感じて、
より大好きになりました。
遠い昔の大人の青春を噛み締めるように思い出すようで憧れてしまいます。
ナイトレコード / higma
何かを決心した冬の夜に、窓を開けて冷たい外気を大きく吸うような曲です。
目を瞑り、大音量で聞いていると原点に戻れる気がします。
以上ミッドナイト賞でした。
部屋にこもりがちな夜に、窓の外の世界と繋がっているような気持ちになる曲が好きです。
アルバム賞
▷今年一番通して聴いたアルバムはこれだ!!
【大賞】
ハイファイ新書 / 相対性理論
高三の秋に出会えて良かった。
特に「地獄先生」に出会う時期としてピッタリすぎたので、
そんな気なくはじめて聴いた時ビビりました。
X(当時Twitter)で「ハイファイ新書を聴くとリノベ団地が想起させられる」
という旨のつぶやきを見て、興味を持ち聴くようになりました。
どなたか忘れてしまったけどありがとうございます…!
登校時間でアルバム9曲聴き終わることができるので、
登校日は毎日聴いていました。
慣れ親しんだ日常に潜む受験の緊張感、
そして思春期を超えて落ち着きを知り始めたクラスの空気に
すごくマッチしています。
今後の人生も、このアルバムの曲を聴いたら、
クラスの人達の顔が浮かぶことでしょう。
嬉しい。
大賞のみのアルバム賞でした。
下半期に出会いましたが、
それから毎日ぐるぐる聞いていました。
ほんとに大好き。
2023 BEST10
▷とうとう大目玉企画、総合順位を発表します!
(ここまでで約4000文字)
(もっと読みやすいの書けるようになろう)
(ここまでちゃんと全部読んだ人とかいたりします?)
4〜10位
4位
さわやか会社員 / 相対性理論
ハイファイ新書からのランクインです。
一人暮らしで始まる新生活みたいな曲です。
土曜の朝10時に聴きたいような。
5位
地獄先生 / 相対性理論
またもハイファイ新書から。
女子高生の先生への恋心の楽曲は、
狂気的な曲が多い印象だったのですが、
この曲はリアリティがあってドキドキします。
6位
Homage / Mild High Club
ここにもランクイン!
創作で出会うジレンマが歌詞で表現されていて、
メロディにリンクしているように思います。
7位
Hey Kids / Molina
またもやニューウェイブ賞から。
MVもliveバージョンも何度も見ました。
8位
仲間はずれ / 星野源
歌詞が本当に大好きです。
「日常」に続き、私の人生の指針になりそうな曲。
この曲が生まれた「LIGHT HOUSE」#3も大好きです。
9位
サニーサイドへようこそ / 笹川真生
軽やかでありながら芯のある歌唱や、
夢の中のような世界観と映像に心奪われました。
嬉し泣きと絶望の狭間のような曲です。
10位
You Can't Stop The Beat / HAIRSPRAY
2007のヘアスプレーの映画を観て、
大好きになりました。
映画のフィナーレとしての盛り上がりや
大団円感が思い出されて
聴く度幸せな気持ちになります。
これ以外の曲も全部素敵です。
3〜1位
3位
バブル / higma
2023年の夏はこの曲でした。
放送部関連で遠征に行くことが多くあった夏ですが、
ミンミンゼミが鳴く都会に降り立った時の
感覚を思い出す曲です。
そして、あんなに蒸し暑かった2023年の夏ですが、
この曲に補正されてとても爽やかに記憶されています。
私だけでなく、誰もがいつかの夏を思い出せるような曲だと思います。
今から何かが動き出すような感覚と、
遠い昔のことをふと思い出したような
ノスタルジックな感覚が混ざり合う
とても素敵な曲です。
ボカデュオ2023で生まれた曲ということで、
コラボレーションによって映像、歌唱で
たくさんの化学反応が発生していて、
Souさん歌唱ver.も大好きです。
2位
よりみち / 西島尊大
家族と外出したある3月の日を思い出す曲です。
車窓から見た桜、高速道路の灯り、
青空に映えるニュータウンを思い出します。
いつか大人になって一人で暮らし、
どれだけ環境が変わり、時が経っても、
自分の中に変わらない思い出を抱いていたいな
と感じる曲です。とにかく歌詞が素敵すぎる。
「夜」を感じさせる弦楽器の音に
かわいいコロコロとした音が交わり、
桜が舞うような華やかさや
西陽が差すような暖かさを感じて、大好きです。
1位
ナイトレコード / higma
私の高校生活は、この曲であると言っても構わないと思います。
放送部、演劇部に入り、
自分の内側にあるものを創作物にして多くの人に見てもらうという経験を
この3年間沢山行いました。
小さい頃から何かを作ったり披露することは好きでしたが、
「作品作りって素敵なことだな」と確信した3年間だったように思います。
大好きなボカロPであるhigmaさんと、
そんな感情がリンクしたのがすごく嬉しくて、
特別な曲になりました。
演劇部の集大成として制作した作品は、
この曲からインスピレーションを得て作りました。
深夜に自分だけの空間から、
インターネットなどを通して「自分」の境界線が
広がって行くようなこの曲が大好きです。
有難いことに、大学でものびのびと創作ができる環境に身を置くことが決まりましたが、
この曲は自分の中でこの先きっともっと大切な曲に
なって行くと思います。
以上BEST10でした。
特に上位3位は、自分の日常と重なりだいすきになった曲ばかりなので、自分語りみたいになってしまいましたが、自己満記事なのでモーマンタイ
閉 幕
まとめ表
【おわりに】
これは毎年の恒例行事にして、
老後自分で読み返して楽しみたいと思います。
読了してくださった方、もし居たらありがとう。
もっとコンパクトにできるように頑張ります。
(5480文字)