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タイプロから学ぶ⑤

やっと、続きを書く踏ん切りが付きました。

私がタイプロにハマる一番の理由をくれた山根航海くん
今まで語れなかったのは、これ以上彼の魅力に触れて好きになってしまったら、何かあった時辛くなるのがしんどかったから……
でもやはり彼を語らずには終われません。


しかし、「推し」慣れしていない私にとっては、逆に好き過ぎるとどうしても客観性が損なわれるということが今日尚痛いほど分かりまして、人間とはなんと「好き」に弱い生き物なのでしょう……



そのため、今日の5次審査通過者発表を目の前に、不安で口から心臓が飛び出そうな気持ちを押さえながら、それでも「私が感じた山根くん」をただただめいっぱい語りたい……!!
そんな、少々情けない記事となっておりますのでご容赦くださいませ。


私が彼を好きになったのは、3次審査でteamYELLOWが披露したMonsterパフォーマンス時の、彼の姿を見てからでした。


丁度1サビに入った「僕の~♪」の時の、光ほとばしる振りと、あの「笑顔」。
まるで「生まれてきて、良かった……!!」とでも言わんばかりのあの表情に思わず、「彼こそ、人を幸せにするために生まれてきたんだ」って、あの瞬間思ったんです。


初めは、彼特有の決して1人で突き抜けて行こうとしないあの仲間意識の強さと、実年齢を思わせない安定感と面倒見の良さに、「これは天性か、それとも経験値の差か」とずっと不思議に思っていたのですが、彼を見ているうちに、周りが言う程、彼にとってはいずれも取るに足らない些細なことなんだろうなっていうように私には思えて。


それは、ただただtimeleszに入りたい一心で、初めからその一点しか見てこなかった彼の「迷いの無さ」が自然とそうさせてるんじゃないか、それが私の中ではしっくりくるところで、やはりそういった子は見てて「強いな」っても思いました。


そして彼、ズバ抜けて上手なのになぜか「浮いてない」ことも興味深いところで、彼のいるところまでみんなを引き上げるのが凄く上手なんだなって。
こう、「山根くんを筆頭に統率がとれてる」というよりも、「みんなで光ろうね」っていう横並びの繋がりというかが、自然とお互いをいい具合に馴染ませているようで、私は見ていてとても居心地が良い部分でもありました。


ちょいちょい山根くんから出てくる、「このメンバーだからこそ…」っていうどこか哀愁漂う発言が、何よりその事をよく物語っていて、Monsterも人生遊戯のbehindでも、自分以外のメンバーにスポットライトを当てて活き活きと語ってくれる様子はまさに、いつ見てもこちらが活き活きを貰っている次第です。


あとは何より、あのどっしりとしたブレの無さ。
彼の過去を見て場数を踏んでること以外にも何かあるのでは?と思っていたら、その答えはTikTokにありました、ありました。
山根くんファンの皆様は既にご存知かと思われますが、あの「軽い気持ちで始めた毎日の投稿」、伝説の“わたるにハマる”。
これ、雨の日も風の日も(毎日)って中々に大変で、周り関係無しにひたすら自分を発信し続ける訳ですから、ああいうところで彼の軸に磨きが掛かったんだろうと納得しました。(ちなみに私の毎日投稿はそんな彼の後押しもあります…)

そんな、一見、「完璧」とか「優等生」の印象が強い彼だったからこそ、ここに来て「可愛い」に苦戦したり、SNSなんかの情報から一抹の不安が拭えなくなったのも私の正直なところで、つい先日まで鬱々とした気持ちでいっぱいでした。

そんな自分に向き合ってみると、「連続1位の彼だから通過するの当たり前」って、勝手に彼を自分の都合のいいように決めつけて見ていたことに気付きました。
「あんなに頑張ってる」とか「仲間思いだから」って、勝手に私の「山根くん」像に彼を当てはめて、その理想だけがどんどん先走っていたことに気づいたら、「彼だって人間なんだ、完璧じゃない…」って、まるで「ありのまま」の彼を見られてなかった自分に、地味にショックでもありました。



得に5次で見えてきた山根くんの、正直過ぎるが故の意外な不器用さというか、あのスキルや風貌とは真逆の、飾らず気取らない彼のギャップに、より一層魅力が高まって好きになった部分でもあるのに。
 

そこに辿り着いたら、もっと彼を俯瞰して見られるようになったというか、最終的にどんな結果であれ決してタイプロだけでない、どこにいる「山根くん」も応援し続けたいという自分の気持ちに改めて気付いたところで、少し楽になったんです。



とはいえ、あと数時間……
どんな山根くんも、そこで揺れた自分の感情も、全てを真っ向から受け止めて、久々の感動と気付きをくれた山根くんには、本当にここまでお疲れ様(結果は別にして)と、ありがとうの気持ちでいっぱいです。




もう、思い残すことはありません。



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