~自分を表現するのに、全部は、いらない~
私のリーディングモニターを受けられた方へ、「あなただけの、オリジナルストーリー」を紡ぎます。
今回のストーリーは、「自分を表現するのに、全部は、いらない」を、私に教えて下さった方のお話です。
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Kさんからは複数の漫画をお教え頂きましたが、今回は漫画からの情報よりも、Kさんから発せられる「言葉」の中に散りばめられた色の印象が強かったため、そこに焦点を当て、私が感じたことを、言葉に連ねました。
Kさんの言葉からは、金色のチカチカした複数の小さな光が幾方向に飛び回っているように見えたのが印象的で、その光を眺めているうちに、どっちの方向に視点を定めたら良いのか、私自身が、少し混乱する感覚を覚えました。
そこから見えたのは、Kさんご自身の中に複数ある「ワクワク」を、どう使ったら良いのかという迷いと、それを自分ではどう表現したら良いのか分からないからと、自分のことを分かってくれる「誰か」を探そうする様子。
そしてそのために、一生懸命、他人のことを理解しようと、人の話に熱心に耳を傾けようとするその姿を見ているうちに、私は自分の胸のあたりが、次第に詰まってくる何かを感じていました。
自分のことをただ分かって欲しくて、一生懸命それを表現しようとするけれど、自分が本当に言いたいことを「選べない」ために、あれも、これもと、自分の「全部」を伝えようとした結果、「自分が本当に言いたいことが、相手に伝わらない」。
「頑張ってるのに、伝わらない」というKさんの思いと同時に、そこから伝わってくる孤独感に対し、私の中に終始感じていた強い切なさを言葉にしたのが、今回Kさんにお伝えしたメッセージの形です。
そして、Kさんより頂いたご感想がこちらです。
私、すごく、「もったいない」って思ったんです。Kさんから終始伝わってくるその真っ直ぐな「一生懸命さ」を、自分の事を「分かって貰うため」の「誰か」に使うのではなく、そのエネルギーを全てご自身のために、「自分の内側の声を聞くために」使って欲しいと。
そして同時に、Kさんが持つ沢山の「ワクワク」の中から何か一つ、ご自身の「譲れない物」を、見つけて欲しいとも思いました。
そのことが、ご自身を語る上での「軸」となり、また、Kさんご自身の言葉にも厚みが増すことで、相手に真っ直ぐ伝わるように、感じたからです。
そして、自分の言いたいことが相手(自分)に伝わった時、相手(自分)と通じ合えた時の「喜び」もまた、Kさんからひしひしと、私に伝わってきてもいたのです。
Kさん、ありがとうございました!!
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今回、私が目指すリーディングの形というものが、またひとつ、自分の中で明確になったような気がします。
改めて、私は、「その人の魂が望んでいる幸せに、一歩でも近づくため」に、その人の中にある、「幸せから目を背けたくなる理由」を、リーディングで紐解いて行きたい。
そして、その闇の中にある、その人を幸せへと導く光を、「私は必ず見つける」と、心に、決めました。