パスポートを作った日
時差あり日記
昨年の11月の終わり、馬車道駅で降りて産業貿易センターにてパスポートを発行。
そのあとは、晴れていたので山下公園まで散歩しました。
秋の風に当たりながら、風をあつめてを聴き、ここが開港の地か〜などと考えていたら、1時間以上経っていました。
風をあつめての歌詞で、例えば
【とても素敵なあさあけどきを
人気のない朝の珈琲屋で】
この辺を、はっぴいえんどのあのぶっきらぼうな声で聴くのがたまらなく好きで、でもリーガルリリーのcoverで聴く純粋な声に乗った歌詞もまた良くて、何度も狂い聴きしてました。"とても素敵な"って率直な表現だし、"珈琲屋"って言葉も今はあまり聞かない。
その場その場で発生する声(会話)ではなく、時間をかけて生み出される文章の中でだけ自由に表現出来るという感覚は、社会生活をする上であまりいいものではないのかなぁと自分で思っているけれど、歌詞や本とかに関しては、やっぱり文章でしか感じられない良さがあるな〜と思います。
両立出来たらいいな〜。
パスポート使って無事外国に行き帰国。
しばらくしてから、またこの曲聴きながら山下公園を散歩した、ようなしてないような、正直覚えてませんが、少なくとも頭の中ではしました。
それで思うのは、外国もいいけれど、それとは別に晴れた日の風が気持ちいい時期に、横浜の海沿いを歩くのはほんとに気持ちいいな、この場所で心ゆくまで好きな曲が聴けるのは幸せだな〜ということでした。
風をあつめてを聴くと、今でもパスポート作った日の昼下がりを思い出します。