ベースフェチ
わたしは少しばかりギター(エレキ)を嗜んでいますが、実はけっこうベースフェチで、ベースが弾ける人を尊敬しています。
しかしそんなに耳ざとく聴いてる訳ではないので
好きなベーシストは?と問われても「誰々が好き!」とは答えられません。
プレイスタイルとしては、地味で目立たず実直な
まさにベースの王道を行くようなプレイが好きです。
スラップっての?チョッパーばっかりビビンバビビンバ鳴らしてドヤ顔決めたり、ボーカルやギターを差し置いてジャズのソロみたいな難解なスケールで前にしゃしゃり出るプレイはあまり好きじゃありません。
あ、もちろんファンクやジャズ、フュージョンなら、技巧派プレイは大歓迎ですよ♡
でもロックやポップスでそれやられると「なんだかなぁ〜(-。-;」ってなります。
実は、我が町のアマバンのサークルでは目立ちたがりベーシストがたくさんおりまして、皆さんアンサンブルを軽視したわがままプレイに、気持ち良さそうに興じておられる傾向にございます。
目立つために無駄に音数増やしたいなら「他の楽器に変えなさいよ!」って言いたい。
ベースはモコモコとしっかり底辺を支えて、たまには舞い上がってもすぐに土台に潜るっていうポジションでいてもらいたいです。
目立たずしてそのパワーは絶大で、フレーズの選び方一つで楽曲そのものを作り変えてしまう。
ベースとはそういう力を持った楽器です。
スピード感、立体感、奥行き、スケール感、その他もろもろ。
楽曲の大切な部分を支配している闇の帝王と言っても過言ではありません。
自分のやるべきことを淡々とこなすことでアンサンブルの調和を整えつつ、楽曲とオーディエンスを繋いで未知の世界へ誘う水先案内人がベーシストの役割りです(言い切った!)
大袈裟かも知れませんが、わたしは音楽に於いてのベースの立ち位置をそんな風に思い、最重要視している所存っス。
バンドで優れたベーシストとドラマーがいたら、ギターなんかいなくてもいいんじゃね?くらいに思ってます。
いやほんと、マジでいらない。
ベースとドラムだけでボーカル入れます。
我がユニット「スケキヨhead stand」でベースをやってもらってるまんじゅうくんも、そこら辺をよく理解していて、わたしにとっては信頼におけるベーシストです。
ヤツは周りとは正反対で、目立つことより楽曲を引き立たせることに心血を注いでます。
それが結果的に、わたしにとっては一番目立つプレイになっているんですけどね。
まんじゅうくんのスローガン
①できるだけ弾かない
②場合によっては全く弾かない(弾けよっ!💢)
③音を切るタイミングを重視
④ベースは4弦に限る
⑤プレベしか弾かない
どうだっ!
なかなか見どころのあるヤツだと
思いませんか?(知らんがな!💢)
プレベにこだわるところが硬派です。
わたしもテレキャスしか弾かない(弾けない)のでよく解ります。
ちなみにトップ画像の色のハゲた小汚いのが、まんじゅうくんのプレベ(一部)です。
色はハゲてるわ、ネジはサビてるわ、ピックガードは黄ばんでますね(ほんと、汚ねーな💧)
ユニット組んで間もなくプレベのネックに逆反りが生じ、調整に難のある楽器ゆえにしばらく我慢して弾いてもらってましたが、強く弾くと「弦が無駄に指板に触れてペチペチ音が気になる〜💧」
ということで消極的なプレイになりがちでした。
音圧が低いし、グリッサンドに気を遣い過ぎて小さくまとまったプレイしかできませんでした。
調整を終えた今は持ち前のスキルを回復しつつあります。
「回復しつつある」というのは、聞き手には分からないけど、プレーヤーの側から感じられる微細な手応えとして「あどもうちょこっとだげ調整しねどさ、思いっきりやれねな」(訳「あとほんの少し微調整を加えないと、本領を発揮できない」)
だそうです(はやく調整終われよっ!💢)
プレベは他のベースと比較すると、低音と中音が強調されたボヤボヤした音で、音抜けが悪く何を弾いてるのか分かりづらい楽器なのでぶっちゃけ人気が無いです。
でも調整を重ねてしっかり鳴るポイントを把握できれば「他のベースよりさ〜、音ずぶて〜し、がっつりどした下支えんなんだよな」(訳「他のベースより図太い音が出るので、強力な下支えになるんだよ」)
…と、まんじゅうくんがおっしゃられておりました。
ん?
ボヤボヤして
抜けてなくて
分かりづらい
そして人気が無い…。
フフッ…
なんか
似てる😏
大丈夫だよ
調整すれば強力になれる
…みたいだし。
早く完璧な調整が済んだプレベでユニットに参加して頂きたいものだなぁ〜。
と、まんじゅうくんをイジるのはここまでにします。
ギター弾けるくらいならベースくらい簡単に弾けんじゃね?弦4本だけだし。
と思われがちですが、確かに指板に指を這わせるだけなら即座にそれっぽく弾けます。
しかしやはりギター弾きはギター用のフレーズしか弾けず、ベーシストが楽曲に及ぼすようなダイナミックな変化を引き起こすことは難しいです。
フレーズを組み立てるにあたっての脳の活動に明らかな違いがあります(分かりにくくてすみません、何となく察して下さい)
それから指だけでなく、身体全体の力加減さじ加減に大きな違いがあり、わたしとしてはベースはパートアレンジからプレイまで、全面的にベーシストにお任せした方がいいと思ってます。
と結論付けたところで、たまにしか投稿しない割には一丁前に長文になってしまった記事を、ここら辺で終了したいと思います。
いつもながら説得力に欠ける自己中な論理を、稚拙な文章力でお届けいたしましたm(__)m